可変ND:Fader NDフィルターをもっと知る。


$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

一眼動画の開放マニアの必須アイテム、
無段階可変NDのFader ND(フィーダー・エヌディー)のことをお話します。

トップ写真は、FaderNDを使って減光し、スローシャッタで撮影されました。
合成ではありません。一発撮りです。
シャッタースピードは、確か2秒か3秒です。
ND具合は、夕方で薄暗かったので、軽めのND3か4程度(-1.5EV~-2.0EV減光)だったと思います。

何の話をしているのか理解できない方は、
まずは下記の過去記事を、順にお読み下さい。

→過去記事:初登場!可変 ND(Fader ND)2種。開放マニア必見!
→過去記事:可変 ND(Fader ND):ようこそ!超スローシャッターの世界へ・・
→過去記事:一眼動画の必須アイテム可変ND(Fader ND)
→過去記事:可変NDフィルター:GREEN.L 52mm55mm58mm67mm72mm..

作例はFaderNDだけでは撮れません。
200W/Sのバッテリーストロボを使い、カップの上から「後幕シンクロ」で照射しています。
つまり、ボールが明るいのはストロボ照射によるものです。
※後幕シンクロが分からない方は、ググってください。

トライ&エラーで調整して、やっとの思いでこの一枚を撮りました。
詳しい方なら、これが如何に難しいか、、お分かりでしょう・・。
今回はその説明は割愛させてもらいます。(Faderの話からずれるため・・)

とにかく、可変減光できると、このような変な写真も撮れてしまう・・と覚えて下さいね。

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写真撮影・一眼動画撮影 FaderNDの効能

・写真撮影の場合は、スローシャッターを使いたいときに使います。(NDが無いとできない)
・一眼動画撮影では、滑らかな動きを保ちつつ、「絞り」を開けて背景をぼかしたいときに使います。
(NDが無いとできない)

→過去記事:一眼動画の必須アイテム可変ND(Fader ND)をお読み下さい。
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当店では2種類のFader NDを扱っていますが、
どっちを買って良いか分からない方のために、各フィルターの大きな写真を掲載します。
穴の開くまでじっくり見ていただき、ゆっくり比較して下さい。
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●Fader ND TiANYA
$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画
ND3(-1.5EV)から、減光可能。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画
望遠系レンズならND400(-9EV)以上、減光できる(レンズよるが、もしかしたらND1000程いけるかも)。広角系は-5EV程度(それ以上はX班がでる)

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画
・「Fader ND TiANYA 77mm」では、レンズ取付面と逆に、86mmのフィルター・フードを取付けることができる。
・16mmレンズまで、ケラレの無いことを確認済み。
・フィルターの厚さ14.5mmで、減光可変リングがまわしやすい。
※現在のところ、77mmの取扱いのみ
※目盛は、使用していくうちにずれていく場合がある。
※必ず「の」の字の方向に回すようにした方が良い。(ギザの部分を逆回しにすると緩んでくる)

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●Fader ND GREEN.L
$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画
ND3(-1.5EV)から、減光可能。リングには「Variable NDX」と記されている。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画
望遠系レンズならND400(-9EV)以上、減光できる(レンズよるが、もしかしたらND1000程いけるかも)。広角系は-5EV程度(それ以上はX班がでる)

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画
・52mm 55mm 58mm 67mm 72mm 77mmの種類の取扱い有り。
・FaderNDとしては、驚きの破格値。とにかく安い。リーズナブル可変NDフィルター
・16mmレンズまで、ケラレの無いことを確認済み。(77mm径)
※フィルター前に、別のフィルターやフードがつかない。(故にキャップもつかない)
※厚さ9mmの薄型の為、やや操作がしづらい。
※目盛は、使用していくうちにずれていく場合がある。

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このフィルターは、2枚のPLフィルターを回転させて可変できる仕組みになっています。
目盛がずれる等の問題がありますが、その構造上、ある程度仕方の無いことかもしれません。
(実際使用するときは、ファインダーを覗きながら使うので、目盛は見ないです)

私が2種使用した実感ですが、能力としては左程差のないように思えます。
どちらもやや黄色みの偏りがあり、使用時には必ずホワイト(プリセットWB・マニュアルWB)を合わせた方が良いでしょう。

2枚のガラスが入っていますから、どうしても逆光に弱い性格もあります。
従って、フードをつけられる「TiANYA」が、ややプロ仕様ともいえますよね。

径が豊富な「GREEN.L」を選ぶか、はたまたややプロ仕様の「TiANYA」を選ぶか、
デザインや価格でお決めになってよいのでは無いでしょうか・・・。
ちなみに私は交互に使っています。(本当に機能の差はそれほどない)< br />
いずれにしても、
一眼動画では必須でしょうし、無いと困る機材だともいえるでしょう。
EOS動画で「美しい背景のぼけ」を撮りたい方は、、、必須アイテムです。


リングを回して露光を決められるのは、本当に便利ですよ。
★どちらも77mm径は、お好きなステップアップリングを一枚おつけして販売しています。


“可変NDフィルター”売場

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