一眼動画の必須アイテム可変ND（Fader ND）

Tweet

大晦日ですね。。
あ、だから近くの利庵（としあん）に行列ができていたのかぁ・・（今、気がついた！）
でも、蕎麦等の話はせずに大晦日とは全く関係ない話をしていきます。
（いつものコトで、恐縮です。。）

可変ND（減光フィルター）のFader ND（フィーダー・エヌディー）を使って動画を撮ってみました。
今回使用したのは、Green.LというFader NDです。
（もう一種のTiANYA XS-Pro1 Digitalも左程性能に差は無い）

どうしてNDフィルターが必要なのかというと、
24fpsで記録する場合、fps×2の1/50秒が標準です。（厳密には1/48秒が適正）
つまり、なだらかな動画を記録するためには、
シャッタースピードを1/50secに固定する必要があります。（30fpsの場合は、×２の1/60秒）

米国在住の動画エディターの方が、この辺りの話を分かりやすく解説していらっしゃるので、
詳しくはそちらをごらんください。
→Canon EOS 7D 動画撮影日記番外編　動画の性質まとめ

写真撮影のことを、ご存知のかたなら分かるとおもいますが、
昼間の明るい場所で、ISO100 1/50秒だと、絞り値はF11～F16にしなくちゃいません。
でも、折角の一眼動画だからあまり絞りたくありません。

とにかく絞りを開けたいんです！ぼかしたいんです！！
（一眼動画を撮っている人はこう思ってるはず！）

しかも、今回使用レンズはライカのズミクロンの90mmです。
ことさら、開放値のF2.0を使いたいですよね。

露光を合わして、ぼかしたい場合、
一眼動画ではNDフィルター（減光フィルター）が必須となってきます。
撮影時にND2・ND4・ND8を持参し、
明るさによって付け替えるのは面倒ですよね。

このFader NDは減光量をリングをまわして調整できるので、
１枚で済んでしまう上に、わざわざ明るさに合わせて付け替える必要がないので、
超便利です。

で、トップの動画はズミクロンのぼけ遊びをしてみました。
※小型三脚を最高にのばした状態なので、少しブレ気味です。目をつぶってくださいね。
撮影カメラはNikon D7000にSUMMICRON-R 90mm（ニコンマウント改）を取付けて、
奥の方からフォーカスを手動で送っています。24fps IS0100 1/50秒 F2.0（開放）
（ムラのあるフォーカス送りでスンマセン！）

で、最後に出てくる露光オーバーの写真は同じ条件で、
FaderNDを外した状態で撮ってみたものです。

このように減光できないと、明るすぎる絵になってしまいます。
写真撮影の場合は、シャッタースピードを1/8000秒まで早くできるので、
露光の調節はできるのですが、動画ではこれじゃあ困りますよね～

だから、NDは必須なのですよ♪



一眼動画撮影で可変ND、Fader NDがあったほうが、良いのは分かっていただけたでしょうか？
もっというと、無いと困ります。
絞りを開けたい人には、マジで必須アイテムと断言します！

関連過去記事→初登場！可変ND（Fader ND）２種。開放マニア必見！
関連過去記事→可変ND（Fader ND）：ようこそ！超スローシャッターの世界へ

=======================================================
追加映像

Snow Monkeys NEX 16/2.8 FaderND

YOUTUBEで見つけました。
NEXにFader NDを装着してお猿さんを撮影されています。
おそらく、開放近くで撮影されているのでしょう。
お猿さんの毛のふわふわ感が表現できていますよね。。
=======================================================

既に、販売ページにて77mmのFader ND２種（TiANYA XS-Pro1とGREEN.L VariableNDX）を取り扱っております。
77mmのFaderNDには、あると便利なのでお好きなサイズのステップアップリングを一つおつけしていますよ。

あ、そうそう、
52mm55mm62mm67mm72mmのFader NDが年明け早々にも入荷の予定があります。
小さい径のFaderが欲しい人はもう少しお待ち下さいね。。

【追記】
現在では、様々なフィルター径をご用意しております！

高すぎない”可変NDフィルター”はあったほうがよいです


可変NDフィルター：GREEN.L　VariableNDX は送料無料の↓↓↓Amazon店でどうぞ！↓↓↓
panproduct. x Amazon