※クリックすると幅2400pxのデータがご覧いただけます。
何気に駅で撮ったなんてことない写真。。これ、ソニーα7にライカ・ズミクロン-R35mmを開放(F2)で撮った写真なんですが、ここんところズミクロン-R35mmより小さくて軽いライカ・エルマリート-R28mmをα7につけて普段持ちにしてたので、久々にズミ35mmで撮るとこんな何でもない写真でも「あ、やっぱズミクロンいいわ」と思ってしまいました。
【ライカのレンズは開放値により、その名前が変わります】
ノクチルックス(Noctilux)= F1.2
ズミルックス(Summilux)= F1.4
ズミクロン(Summicron) = F2.0
エルマリート(Elmarit) = F2.8 等
ノクチルックス(Noctilux)= F1.2
ズミルックス(Summilux)= F1.4
ズミクロン(Summicron) = F2.0
エルマリート(Elmarit) = F2.8 等
高級レンズのズミルックスは持ってないので、我が家のライカレンズの中で一番明るいのはズミクロン(R35・R50・R90mm)となります。ライカが何たるかを全く知らない小僧頃、29年前にローンを組んで3本のズミクロンとLEICA-Rボディ買いました。ズミクロン-R35mmはその中でも一番高く18.8万円(並行輸入で・・)だった記憶があります。
ところで、ズミクロン(F2.0)とエルマリート(F2.8)にそんなに差があるのでしょうか?そんな疑問を抱いたので、同じ焦点距離で両方持ってるものはないので、疑似的ですがF2とF2.8で同じものを撮ってみることにしました。
SONY α7につけて撮り比べてみます。
今回の話には関係ないですが、α7のピーキング機能はピントが滅多に合わないライカレンズには重宝します。ビューファインダーを覗いても同じようにピーキングがでます。設定で赤色・黄色・白色の3色から選択する仕組みです。
ではでは、f2.0とf2.8で撮ったものを比べてみましょう。
ズミクロン-R35mm f2.8
ズミクロン-R35mm f2.0(開放) ※クリックすると幅2400pxのデータがご覧いただけます。
前日の大雪ですっかり倒れてしまったお隣さんのアロエベラを撮りました。幅600pxのブログ画面じゃその違いはあまり分からないですね。拡大して見比べると若干の立体感の差があります。f2.8と一つ絞りを入れるだけでグッとシャープな写りになりますよね。f2.0(開放)では周辺光量落ちが顕著にでていますがf2.8ではそれがありません。
もしかして、同じ写真をモノクロにしてみると何か違いがでるかも?と考えモノクロバージョンも作ってみました。
ズミクロン-R35mm f2.8
ズミクロン-R35mm f2.0(開放) ※クリックすると幅1200pxのデータがご覧いただけます。(カラーより小さめの写真)
うーん、やはり拡大しないと分かりにくいですな。拡大(幅1200px)してみると、立体感の差は感じますが・・。ということで、α7のオリジナルの大きさ画像から表示可能な600pxに切り出してみました。
厳密にみてみると、F2.0(開放)の方がボケが深い(当たり前・・)ですが「あんま、分からんな」というのが、正直なところかもしれません。しかも、本当は同じ焦点距離のズミクロン(f2)とエルマリート(f2.8)で比べないと意味のない話です。
今回、分かりやすくお見せすることには失敗しちゃいましたが、私の個人的感想ですが、やはりf2.8とf2では、立体感、そして空気感の表現に少し差があるようにおもいます。(少しの差が、ニュアンスの差が、表現では大切な要素であるのかも・・とも思ふ・・料理で使う「塩」でも色々あるもんね・・)
※ウチの全てのRレンズは問答無用にNikonマウントに改造されております。フツーのRレンズをEマウントカメラで使う場合は「LEICA-R ー Eマウントアダプター」を選んでください。
三脚座ないと仕事で困るよね?”ニコンF・ヤシコン・ライカR・M42・PENTAX-K・ミノルタMD・キヤノンFD・エキザクタ・OLYMPUS-OM → Eマウントアダプター(三脚座付)”売場
α7に激しく似合うレンズ達をつけたーい!”ライカM・ライカL39・ライカビゾフレックスII&II → Eマウントアダプター”売場
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