たおやかな写り「ライカ・エルマリート-R28mm(Type1)」で撮る、榠樝(かりん)の実。


Karin_01


通常、広角レンズはしっかりと全面にピンを合わせるようにして使うってイメージですけど、このライカ エルマリート-R28mm(Type1/初期型)は、開放使いがとても良く、浅ピンで使いたくなるレンズなんですよね〜。


トップ写真は、今が旬の榠樝(かりん)の実に寄った写真です。広角レンズ28mmなのに何ともいえないとろ〜とした奥行き感を表現することができます。実の柔らかな素材感も伝わってくるようにおもいます。(使用カメラ=フルサイズ機:D800E)


もっとも、この写真は、わりと寄った写真なので、当然背景がボケやすいですから、当然奥行き感はだしやすいです。ではでは、少し引いた絵もご覧いただきましょう。


Karin_02_L


これも寄り絵と同じく開放(f2.8)で撮りました。たわわに実った榠樝の実。広角ならではの広がり感を感じることができるとおもいます。クリックすると幅2400pxの大きな作例がご覧になれますので、特にPCブラウザーでご覧の方は、拡大して細かいところまでチェックしてください。


広角なのに、たおやかな優しいボケ(前ボケ、後ボケ)があり、目に優しくなじんでくれ、カチカチ目に当たりません。ライカならではの豊かな諧調表現が、この優しさを生みだすのでしょうかね?


スマフォで、ご覧の方にも、分かりよいように、この写真をタテに切り出してみましたよ!


Karin_02-up



ライカだなぁ、、うんうん、ライカライカ。。奧の方がやや暴れておりますが、ライカとはそんなもんです。(ライカのレンズの開放は、遠くは暴れ
やすいです・・)



Karin_03


一つ注意点!この作例は、エルマリート-R28mm(Type1/初期型といわれるもの 1970年製)です。後期型(コーティングの色が違う)は解像感が増しシャープになったと聞きます(レンズとして進化した・・)。私は後期型のエルマリート-R28mmを使ったことがないので、その描写を知りません。


なので、エルマリート-R28mm(初期型 1970年製)の開放の絵は、こんな写り・・・!くらいの参考までにしてくださいね。。。。



参考外部サイト:ライカRレンズ製造番年表/LEICA R LENS Serial Numbers ←※赤文字情報は、未確認情報とおっしゃってます。

参考外部サイト:ライカを買おう ライカを学ぶ ライカのシリアルナンバー ライカレンズ・シリアルナンバーリスト










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