手持ち動画撮影で24mm(フルサイズカメラ)を使う理由



GW明けから先週の金曜日まで、
学校の動画撮影をおこなっておりました。

んでまぁ、今週は研修旅行のため、生徒さんがお留守になるので、基本的に撮影はお休み。これまでに取った動画素材を整理して、編集作業をする週となります。

トップ写真は、手持ち動画撮影のための機材。
ドキュメント風にまとめる動画を、これ一台でこなす予定です。

ところでどうして、24mmレンズをつけているのか!?

通常だと、素晴らしい写りのズミクロン-R35mmをつけるところ。なのに、今回あえて更に広角の24mmをつけているわけですが、画角の都合だけではない理由があります。

それは、
「カメラ上の ショットガンマイク で明瞭な音声を拾うために、もう1,2歩、被写体に寄りたい」 と理由です。

音声をちゃんと拾いさえすれば、動画はなんとか成り立つ! ってのが、今の私の考えです。(多少のピンぼけ、ブレなどは気にしない..)

※ところでグリップと変な棒が気になりますよねぇ。。詳しく知りたい方は、→ コチラ!


撮影技術プチ情報。
この24mmの後玉には、両面テープで 75mmのNDフィルター を切って貼っつけています。(動画撮影は、SSを速くしたくないですから..) 前玉にNDフィルターをつけるより、画質が良くなるというメリットもあります。

なんだか強引な方法のようですが、昔(フィルム時代)は、75mmより口径が大きなレンズでは、後玉に貼り付けることはよくやっていました。


最後に動画撮影あるある問題の対策。
スチールカメラで動画を撮っていると、生徒さんたちは写真を撮っているものだと思われがちです。だから、こんなプレート(A5)を作りました。紐で首からぶら下げて「動画撮影をやってるよー!」と、、まぁ、ちゃんと見て読んでくれるか..は怪しいですが、やらないよりマシでしょ、、的な対策であります。。。



2023.11.3公開 この記事の完成動画↓

「あいさつ」だけを記録した動画






facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: 【スチールカメラマンの動画修行】 パーマリンク

2 Responses to 手持ち動画撮影で24mm(フルサイズカメラ)を使う理由

  1. YM のコメント:

    ライカの動画ありがとうございます。

    周辺光量が落ちているように見えるのは、イメージサークルが小さいのでしょうかね?

    • 中居 中也 のコメント:

      周辺光量が落ちるというのが、レンズの性能とされているような風潮があるようですが、私個人としてはそれも含めてこのレンズが気にいっています。(古いレンズの広角レンズはそんなもんです)特に今回、全て絞り開放で撮っているので顕著に「周辺光量落ち」が現れているとおもいます。そうなることを踏まえて撮影しております。(多くのレンズは2つ絞るとそれが軽減される)

      というわけで、イメージサークルが小さいとは、ちょっと意味合いが違うと考えてください。

      周辺光量が落ちると中心に眼がいく、というメリットがあります。あえて逆ビネットをかけることもありますし、

      周辺光量落ちのないレンズってのは素晴らしいテクノロジーですが、それがすべて正解ではないのではないかともおもいます。(正しすぎるレンズはつまらないという考え方もあります)

      ※現代のレンズは優秀なので周辺落ちがないことが一般的です。故に私はソニーフルサイズレンズは一本も所有していません。(全く興味がないのです)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください