「トップライトの位置」の理解を深めて欲しい



昨日の被写体のたわしくんを当て込んで、
「トップライトの位置」の意味 の理解を深めていただきたいとおもいます。

まずはトップライトの王道中の王道、真トップライト。商品撮影ライティングの第1選択肢。ビギナーの人にはオススメ。トップの面光源は前後のど真ん中に被写体を配置する形が真トップライトです。

セット図の見かたを説明します。
黄線は、被写体に与える光のイメージ(カメラから見て)
白線は、照射範囲のイメージです。


今回は、この線をみて「トップライトの位置」の意味考えてもらおうという趣旨 なので、説明少なめです。(各々考えろ、ってこと)



ライト位置を真トップから前後にシフトしてみるとこぉ。
じっくり見比べて見てくださいね。



フロントトップと逆トップの位置で、ライトのフリを変えてみるとこぉ。
実はフロントトップと逆トップの形としては、こちらのほうがより正しい形となります。(こちらはダッシュ「’」をつけて、B’とC’としています)

被写体に与える光(黃線)は「BとC(ダッシュなし)」とさほど変わりませんが、照射範囲(白線)が違います。

「B’」は、背景への照射範囲が広がりますし、
「C’」は、手前下レフ板への照射が増えるメリットがあります。(レフおこしの光が増える)さらにライトのフリをつけたことで被写体にギリギリまで寄せられますので、より美しいライティング効果が望めます。(今回は比較のため、ギリまで寄せていない)











で、
いちおう、それぞれのライトの形で撮った成果写真を並べてみましたけど、これはそんなに頑張って見る必要はありません。

今回の主題はあくまで「トップライトの位置」の意味を考えてもらおうというもの。
本記事の「セット図の線」を比較して、考えを巡らせてください。(じっくりね..)


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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