夏真っ盛りな時期ですが、とうぜん秋が来る前に秋物撮影があるのは今も昔も変わりません。(フィルム時代は春くらいに秋物撮影やってたかも)
白背景での撮影でしたが、秋物ということで「秋のニュアンス感」がある仕上がり にしようとおもいまして、
私なりの画像処理のアプローチをご覧いただこうとおもいます。
RAWデータで撮影し、CaptureOneProで現像しまたが、Adobe Camer RAWでも同じような処理ができます。
また、JPGで撮ったデータでも同じようなアプローチで調整すれば良いと考えてください。(スマホアプリでも同様のことができるものがあります)
② 背景白をスポイトでホワイトを指定し、ニュートラルホワイトバランス状態にします。
③ 露出(明るさ) と コントラスト を好みに調整すると、ほぼ完成状態になります。
↑ 通常はここまでで完成でよし。
ですが、今回、秋ニュアンスを感じさせたいので、追加調整をします。
⑥ さらに「色合い(グリーンとマゼンタの操作軸)」を緑方向にずらしました。
商品のワンピースの色が変わりすぎて、商品紹介写真には使えないかな。ちょっとやりすぎましたかね。
ただし、モードよりのイメージの写真ならなんと使えそうですが、、
うーん、これもワンピースの色が違いすぎる気がしてきたぞーー。

さらに微調整。
ホワイトバランスを少し戻して、露出(明るさ)を上げました。
ワンピースの色を正しく伝えつつ、ほんのり秋風味、大人の画像処理。
ホワイトバランスずらしはやりすぎ注意!
※特に正確な色を伝える必要がある場合は、..です。
しかし、WBが合いすぎてるのも味気ない..。だから、こっそり「+α(WBずらし)』しちゃうわけなんです。
最後にセットのことを少し。
今回の撮影のライティングにはストロボを使用。大きい傘で傘バウンスをして、さらに大きな紗幕で透過、の大きなサイド光です。(天井が低いので上からライトは無理..)
モノブロックストロボのパン棒に、ダボクリップ + ソケット + Sh50Pro-S をつけて照射。これはライティングのための光じゃなく、光の方向を見るため、またはピンとを合わせるためのものです。いわゆる「モデリングライト」というもの。
暗いとピントが合わないどころか、デルモちゃんの表情も見えないですもん。だから、ライティングに関係なくても、モデリングはとても大切なんです。
昔はアイランプという、300Wとか500Wの白熱球でこのモデリングを作ってました。ストーブのように熱くなるので特に夏場はきつい。トレペや紗幕にくっつくと、燃えてしまう危険性があるのでくっつかないように常に注意が必要という厄介なものでした。
この高演色LED電球なら、トレペが燃えるほど熱くはならないし室温もさほど上がらない。しかも、白熱球のオレンジライトじゃなく、仕上がりイメージに近いデイライトの白。まだアイランプなど白熱球のモデリングを使っているカメラマンは、すぐに替えたほうがよいとおもます。(と、最後は営業トークで終わります)
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