昨日、秋物ファッションの撮影がございました。
夏真っ盛りな時期ですが、とうぜん秋が来る前に秋物撮影があるのは今も昔も変わりません。(フィルム時代は春くらいに秋物撮影やってたかも)
白背景での撮影でしたが、秋物ということで「秋のニュアンス感」がある仕上がり にしようとおもいまして、
私なりの画像処理のアプローチをご覧いただこうとおもいます。
RAWデータで撮影し、CaptureOneProで現像しまたが、Adobe Camer RAWでも同じような処理ができます。
また、JPGで撮ったデータでも同じようなアプローチで調整すれば良いと考えてください。(スマホアプリでも同様のことができるものがあります)
夏真っ盛りな時期ですが、とうぜん秋が来る前に秋物撮影があるのは今も昔も変わりません。(フィルム時代は春くらいに秋物撮影やってたかも)
白背景での撮影でしたが、秋物ということで「秋のニュアンス感」がある仕上がり にしようとおもいまして、
私なりの画像処理のアプローチをご覧いただこうとおもいます。
RAWデータで撮影し、CaptureOneProで現像しまたが、Adobe Camer RAWでも同じような処理ができます。
また、JPGで撮ったデータでも同じようなアプローチで調整すれば良いと考えてください。(スマホアプリでも同様のことができるものがあります)
① 撮りっぱのオリジナルデータ。白飛びが絶対ないようにやや暗めに撮ります。(デジタル撮影の定石)
② 背景白をスポイトでホワイトを指定し、ニュートラルホワイトバランス状態にします。
③ 露出(明るさ) と コントラスト を好みに調整すると、ほぼ完成状態になります。
② 背景白をスポイトでホワイトを指定し、ニュートラルホワイトバランス状態にします。
③ 露出(明るさ) と コントラスト を好みに調整すると、ほぼ完成状態になります。
④ あっさりしすぎた色合いだったので、彩度を高めました。
↑ 通常はここまでで完成でよし。
↑ 通常はここまでで完成でよし。
ですが、今回、秋ニュアンスを感じさせたいので、追加調整をします。
⑤ ホワイトバランスの「色温度」をアンバー方向(黄色)にずらしました。
⑥ さらに「色合い(グリーンとマゼンタの操作軸)」を緑方向にずらしました。
⑥ さらに「色合い(グリーンとマゼンタの操作軸)」を緑方向にずらしました。
⑥は緑かぶりのポラロイドぽい仕上がりにしたのですが、
商品のワンピースの色が変わりすぎて、商品紹介写真には使えないかな。ちょっとやりすぎましたかね。
ただし、モードよりのイメージの写真ならなんと使えそうですが、、
商品のワンピースの色が変わりすぎて、商品紹介写真には使えないかな。ちょっとやりすぎましたかね。
ただし、モードよりのイメージの写真ならなんと使えそうですが、、
ノーマルな仕上がりの④と、秋っぽくアンバー仕上げの⑤を並べてみました。
うーん、これもワンピースの色が違いすぎる気がしてきたぞーー。
うーん、これもワンピースの色が違いすぎる気がしてきたぞーー。
というわけで、
さらに微調整。
ホワイトバランスを少し戻して、露出(明るさ)を上げました。
さらに微調整。
ホワイトバランスを少し戻して、露出(明るさ)を上げました。
よしよし、こんなもんかな。
ワンピースの色を正しく伝えつつ、ほんのり秋風味、大人の画像処理。
ホワイトバランスずらしはやりすぎ注意!
※特に正確な色を伝える必要がある場合は、..です。
ワンピースの色を正しく伝えつつ、ほんのり秋風味、大人の画像処理。
ホワイトバランスずらしはやりすぎ注意!
※特に正確な色を伝える必要がある場合は、..です。
「訴求ポイント(服の色の表現)を押さえる」ってのが、プロの仕事の使命です。
しかし、WBが合いすぎてるのも味気ない..。だから、こっそり「+α(WBずらし)』しちゃうわけなんです。
最後にセットのことを少し。
今回の撮影のライティングにはストロボを使用。大きい傘で傘バウンスをして、さらに大きな紗幕で透過、の大きなサイド光です。(天井が低いので上からライトは無理..)
モノブロックストロボのパン棒に、ダボクリップ + ソケット + Sh50Pro-S をつけて照射。これはライティングのための光じゃなく、光の方向を見るため、またはピンとを合わせるためのものです。いわゆる「モデリングライト」というもの。
暗いとピントが合わないどころか、デルモちゃんの表情も見えないですもん。だから、ライティングに関係なくても、モデリングはとても大切なんです。
昔はアイランプという、300Wとか500Wの白熱球でこのモデリングを作ってました。ストーブのように熱くなるので特に夏場はきつい。トレペや紗幕にくっつくと、燃えてしまう危険性があるのでくっつかないように常に注意が必要という厄介なものでした。
この高演色LED電球なら、トレペが燃えるほど熱くはならないし室温もさほど上がらない。しかも、白熱球のオレンジライトじゃなく、仕上がりイメージに近いデイライトの白。まだアイランプなど白熱球のモデリングを使っているカメラマンは、すぐに替えたほうがよいとおもます。(と、最後は営業トークで終わります)
しかし、WBが合いすぎてるのも味気ない..。だから、こっそり「+α(WBずらし)』しちゃうわけなんです。
最後にセットのことを少し。
今回の撮影のライティングにはストロボを使用。大きい傘で傘バウンスをして、さらに大きな紗幕で透過、の大きなサイド光です。(天井が低いので上からライトは無理..)
モノブロックストロボのパン棒に、ダボクリップ + ソケット + Sh50Pro-S をつけて照射。これはライティングのための光じゃなく、光の方向を見るため、またはピンとを合わせるためのものです。いわゆる「モデリングライト」というもの。
暗いとピントが合わないどころか、デルモちゃんの表情も見えないですもん。だから、ライティングに関係なくても、モデリングはとても大切なんです。
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高演色LED電球 Sh50Pro-S
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滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・
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