スタジオのサイコロ・箱馬の大きさの話



はい、今日は都内撮影スタジオの機材置場にやってきました!

大量に積み上げられているのが、木製の「サイコロ」というスタジオで、撮影台や踏み台として使う「正六面体」の道具。
大きさは3種。「大サイ(60㎤)」「中サイ(60㎤)」「小サイ(60㎤)」と呼ばれています。
正六面体の他に、「箱馬(45×30×15cm)」というものもあります。白いものと茶色いものがありますが、どちらもサイズは同じです。基本、サイコロと同じく台として使います。
※右端のApple Box(US)については、最後にふれます。


「小サイ」を2つ重ねると「大サイ」と同じ高さになります。


「中サイ」と寝かせた「箱馬(短い辺)」を重ねると「大サイ」と同じ高さになります。


「箱馬」を長い辺で立てると、「中サイ」と同じ高さになります。


「箱馬」を中間辺で立てると、「小サイ」と同じ高さになります。


また、「箱馬」を寝かせたものを2個重ねても、「小サイ」と同じ高さになります。

例えば、コンパネ(板)で撮影台を作ったりするとき、サイコロと箱馬の複数の組み合わせで、高さを「15cm、30cm、45cm、60cm」と、システマチックに調整できるようになっているのが、このサイコロや箱馬なわけです。


私の時代にはありませんですが、最近ではこんなUSモノもありました。
箱馬を寝かせたときより低い「馬」ですね。約5cmのものと約10cmのものがありました。これは「アメリカの箱馬」で「Apple Box」と呼ばれているようです。本来であれば、厚みが4種あるようで、この他にHalfの倍の「Full Apple(8インチ厚)」と、Quarterの半分の「Pancake Apple(1インチ厚)」もアメリカでは使われているようです。


ただ、インチ基準で作られており、日本のサイコロや箱馬と、微妙にサイズが合わない(1cm未満だが)ので、混ぜて使うのはちょっとねって感じです…。特に立てたときの高さは「約5cm以上」違いますから、合わせられない、といえるでしょう。

とはいえ、15cmより薄い馬があるのは、現場ではかなり重宝するとおもいます。

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・

facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct

感染防止の制限がなくなったので再開します! よろしこ。↓


 

カテゴリー: 【スタジオワークのお作法】 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください