「巨大面光源・どフロントライト」のバストショット・ファインポートレイト


バストショットのポートレイトをレコードジャケット風のレイアウトに仕上げてみました。CDじゃダメですよ。小さすぎます。良く撮れているんだから、ちゃんと30cmのLP盤のジャケットにしてくれなきゃイヤです。そんで、裁ち落としデザインでよろしくお願いします。(妄想話は、ここまで・・・)

このファインな写真のライティングが知りたいですか?もちろん知りたいですよね〜。
いつも全部お教えしている本ブログですから、今日も秘密にするなんてケチなことはしません。
それでは、セットがわかる撮影現場の写真をごらんください。






光源は「400w/sモノブロックストロボ」、それに「150cm傘(製造終了品)」にバウンスさせて、「大きな紗幕越し」に照射しています。



ざっくり図であらわすと、こぉ。カメラ上からの「巨大面光源・どフロントライト」になります。面光源の真ん中にカメラがあるってこと。TOP写真を拡大して目をみてもらうと、私やカメラのシルエットが映り込んでいることが確認できます。

カメラかの上からのライトはもちろん、カメラの左右にも光源があるってことになり「巨大なリングライト」ともいえます。被写体に影がほぼほぼできないライトなんです。

写真をクリックすると大きな画像が表示されます

被写体の立ち位置をもっと後方(背景側)にしたカットです。こっちの方がこのライトの効果がわかりやすいですかね。女子の肌を明るく見せることができるのがこのライティングの特徴です。なので、かつてのアイドル写真は、このようなリングライト系ライティングで撮られることが多かったような記憶があります。(野村さんが流行らしたかな?)

立ち位置を後方にシフトすることにより、光源からの距離も離れ、被写体が少し暗くなります。被写体の明るさに合わせて露出を明るくすることにより、背景も明るくなりました。このライティングでの、背景の明るさは被写体の立ち位置でコントロールできるってことです。

ちなみに、この「巨大面光源・どフロントライト」は、「背景分離」ができる「バストショット(半身撮影)」のみに有効なライティングです。全身撮影には向かない と考えていただいて差し支えないとおもいます。

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