黒背景は白背景に比べて10倍以上難しいんだぞー!



おなじみの「美しい光の撮影照明キット+26cm横棒」で「真トップライト」を組んでいます。白ケント紙(四六判) を壁に貼り、アールをつけて背景としています。

ま、いつものセットですわな。「真トップライト」のど真ん中の下に、今日の被写体「備前焼のぐい呑み」を置いて撮りました。
それでは、特に何も気を使わず、サクッと撮ってみた絵をごらんください。(ほぼ置いただけ..)


まぁ、普通にキレイに撮れていますよね。備前焼きの緋色もちゃんと出てますしね。



次に、同じセットで背景だけを「黒黒ケント紙」に変えて撮ってみました。


おろろ! ぐい呑みがほぼ影になってしまったぁー!!!
(内側の見込みだけが白背景と同じ明るさ)
実は、白背景の床面は「レフ板」のようなもの。黒にするとそれがなくなるわけなのです。

それじゃあ、露出を開けて明るくしてみるとするかぁー!


そこそこぐい呑みの正面が見えるようになりました。
が! これはもはや「黒背景」ではありません!!

白背景の撮影はライトの下に置けば撮れる簡単撮影でしたが、
この通り「黒背景」は簡単じゃないということです!
黒背景撮影では、様々なプロ的工夫が必要になってくるということです。



ここからは「プロ的工夫」をしてみましょう。
ライトを真トップだった位置から、フロント寄り(カメラ寄り)に少しスライドさせてみました。ライトの配置としては「フロントトップ」と呼ばれる配置です。


おおおー、見事に「備前の緋色」が表現されています。そして「黒背景」にもなりました!
手前にライトをスライドしたおかげで「黒背景立ち面」に光が届きにくくなり、暗くなったということでして、一石二鳥の配置でしたな..。

でも、勘違いしないでください。全ての黒背景案件でこのやり方が通じるわけではありません。今回はぐい呑みという腕モノの焼き物が被写体だったから、たまたまこれでよかったのです。(仕事で何年も作家ものの焼き物撮ってたからわかる技なんですよ..)

本当のことをいうと、焼き物の写真としては、白背景の写真は「70点」くらいのデキで、このフロントトップの黒背景の写真は「85点」くらいのデキだと考えています。白背景のは、パッと見、見えるには見えるのですが、ぐい呑み側面に「床面の白」が写り込んで白茶っけており、実物の色が見えていないのです。
ですので、陶芸作家さんには、最後の黒背景写真が好まれることが多いとおもいます。(焼き物の写真は一筋縄ではいかないのですよ..)

とにかく、黒背景で写真を撮るには、様々なことに対応できるそれなりのスキルが必要ということです。(白背景に比べて10倍以上難しい..)
黒背景にしたい気持ちもよくわかります。なので、チャレンジしていただくのは大いに結構です。ただし、その道は相当険しいことを覚悟するようにしてください。

ただ白背景なら簡単に「70点」写真を目指せることも覚えておいてくださいね..。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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