美しキット(ソフトボックス)のDFのカスタマイズで光質がグレードアップするよ!



今日は「 美しい光の撮影照明キット 」の話。
その名の通り、そのままでも十分「美しい光」であるわけですが、「ディフュザー」をカスタマイズすることにより、さらなる高みを目指せちゃうんです。
ただ、それは売っているものではないので、そのカスタマイズをするには、ちょっとした工作をする必要があります。(+材料費ね)

そのディフュザー(DF)の作り方は、前に話しているのでその記事を見てくださいね。
50cmソフトボックスの「ハンドメイド・ディフューザ」の作り方


キット付属のDFのまま撮影しても、大抵のものは美しくライティングできます。しかし、写真のように「鏡のように光源がモロ写ってしまう被写体(反射物)」では「付属DFのまま」では、ちょっとした問題が起こることがあります。「付属DF」は薄い紗幕のような素材で、中心部に「光たまり」ができてしまうことがあります。
それを解決したい場合、ご提案しているような「手作りユポDF」に変更することで解決できることが多いです。(全ての被写体に有効ではないです…)


光源DFをみると分かるように、「ユポDF」は光の透過が少ない分、付属DFより、「全体にフラットな面光源(柔らかいグラデーションの光) になります。「中心の光だまり」が少ないので、ライティングするのが難しい「反射物」もクリアできるようになるってことですね。

この「ユポDF」は難しい「反射物」がクリアできるだけではありません。よりフラットな面光源になったわけですから、一般的な被写体(反射物ではない)でもよりキレのある仕上がりが期待できます。だって、面光源の質がグレードアップしているわけですから当然の効果ですよ。

ですが、皆さんには2つのハードルがあります。
①コストが、そこそこかかること。(2mもあれば6つは作れるのに10m買う必要がある)
②工作する努力が必要なこと。

「ユポDF」は使っていくうちに折れ目やシワなどができてしまいますので、時折交換する必要があります。とはいえ10mも使うことはそうそうないようにもおもいます。ですが、この余った「ユポロール」は、さらなるグレードアップライティングの資材にもなります。(← この話はおいおい..)

付属DFの「ライティングクオリティー」で不満がない方は、そのまま付属DFをお使いください。不満がある方は、ユポDFを検討してください。

実はプロカメラマンは「1mmのクオリティアップ」のための地道な努力をしているから、写真を撮ってお金がもらえるってことなんですよ..。(今回の記事は、プロの技を教えてるってことでもあります)

さてさて、あなたは「そこそこキレイ写真妥協派」ですか? それとも、高みを目指す「とことん美への追求派」でしょうか?(ご自分でお考えください…)



 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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