スチールプロカメラマンに告ぐ!アフターコロナは、写真需要が激減し動画需要が加速するから覚悟しよう


TVのニュースで知りましたが、日本で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されてから今日でちょうど1年だそうです。
2度目の緊急事態宣言発令され1週間。一度目の時の記憶が薄れ、また元の世に戻るのではないかと、うっすら考えていた人々の望みが打ち砕かれたような気がします。

アフターコロナを考えると、様々な世の中の営みが変わってしまうと予想されます。例えば新しいビルなどでは、今まで通りの設計はできなくなるのではないでしょうか?

撮影業界も他人事ではありません。すでに影響を受けてることには違いありませんが、これが一時的なものではないことは、もはや確定的でしょう。
撮影の需要の面で考えると、コロナ前から衰退していた紙媒体はさらにさらに厳しい状況に追い込まれることでしょう。一方、リモート重視の世になるでしょうから、WEBはさらに隆盛感が加速することでしょう。
さてここからが今回の問題提起です。紙媒体ではなくWEBの場合、静止画と呼ばれる「写真」でなくてもよくなります。つまり「動画」も使えるということです。


例えば、これはゴルフのスイングの「連続写真」です。NikonD3の高速連写で撮りました。スイングの様子を雑誌に掲載する場合、このように連続写真を使うのが定番です。

雑誌は紙なのでこうするしかないわけですが、媒体がWEBになった場合、このまま掲載するでしょうか!?
答えはおそらく「NO!」でしょう。


だって、WEB上では動いてもいいんですもん!
連続写真の12枚より、動いてる一枚のほうが分かりやすいことは、火を見るより明らか!

ちなみに、これは先ほどの12枚の連続写真をつなげてCSSで動かしている「動画のようなもの」です。(たまたま静止画繋ぎですが、ここでは本来スロー動画がベストかと..)

プロセスを説明することを写真から動画にした例ですが、その他でも動画の方が分かりやすいことはたくさんあると思います。

今に始まった話ではありませんが、もはや、プロのスチールカメラマンは動画を無視することはできなくなったことは確定 です。その変動はコロナによって、さらに加速していくとことでしょう。私自身の話、15年ほど続いている紙媒体(パンフ)の仕事も、今年からは、WBEの動画がメインとなりるような気配です。(これまではパンフ>WEB動画だった..)

とはいえ、「写真」というものが完全に絶滅するわけではありませんが、確実に需要は減ります。そのかわり、動画の需要が増えるとおもいます。ただ、本格的な動画撮影の需要が増えるわけではなく、正しくは「低予算の動画」の需要が増えるということで、「お一人オペレータ(照明音声撮影)&編集」ということを無視することができなくなると考えます。

動画撮影から逃げていたスチールカメラマンの方々、とにかく、覚悟してください。今こそ立ち上がらなければ、あとがないようにもおもいます。
※本ブログでは、今後、お一人動画の道具や技術的の話題スチールカメラマンの動画修行を積極的に発信していく所存です。

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