超小型ストロボのSUNPAKのPF-20XDって知ってます〜??
私の昔からの愛用品なんですが、わずか100g(本体)の軽量なので、カバンの中に入れていても苦になりません。単4電池2本で駆動するので電池の重さも気になりません。
ちょこっとだけ光が欲しいときには、とても重宝します。
通常、コレくらいの大きさの小型ストロボ(GN20)では、オートモードしかなく調光ができないんですが、PF-20XDはマニュアル調光ができるってのがいいんですよ〜。。他にないかもしれません。(少なくとも私は知らない・・)フル〜1/16まで5EV調光が可能です。※何故だかサンパックのHP
には1/32までできるとかかれていますが、ウソだとおもいます。
しかし、このRF-20XDには少しだけ欠点があります。
通常のクリップオンよりシンクロ電圧が低く、多くのラジオスレーブでは発光しないんです。
でも、弊社取扱いのYONGNUO RF-603/C・RF-603/N・RF-603/for PENTAX・CONONMARK 充電式汎用ラジオスレーブらで使えるんです。※RF-602では使えないです。
【日中シンクロのやり方】
人物撮影で背景をあまり明るくしたくない時に日中シンクロは有効です。(ストロボ無しで撮ると、背景が真っ白にすっ飛ぶ等)
①日中シンクロをするには、マニュアルモードで絞りとシャッタースピードを設定する必要があります。
・カメラによりフラッシュ同調シャッタースピードが異なります。(詳しくはご自分のカメラマニュアルの主な仕様をご覧ください)同調シャッタースピードより遅いシャッターを使う必要があります。
・ラジオスレーブによっても、同調スピードが異なります。カメラの同調シャッタースピードより遅めになったりします。EX)ニコンD800+RF603で使う場合 = 1/200秒より遅いスピードを設定
②カメラ及びラジオスレーブの同調するシャッタースピード(例えば1/200秒)に合わせて、背景のみを撮ってみます。お好みの暗さまで絞り値をあげていきます。
③背景がいい感じに暗くなるカメラ設定で、ストロボ(PF-20XD)を人物に照射します。人物への距離とPF-20XDの光量調整でお好みの明るさにしてください。
日中シンクロの説明って、難しいんですよね〜。
要は、ノンストロボ状態で背景がちゃんと見える暗さにカメラの設定をして、人物だけストロボで光で明るくするってことなんスけどね・・。(この調整が初心者には分かりにくい・・)
まぁ、とりあえず作例を見ていただきましょうか・・・。
以前、富山で撮った写真なんですが、背景に立山連峰を望んでます。日陰で撮っているので、ノンストロボで人物に露出を合わせると背景が真っ白にすっ飛んでしまいます。そんなワケで「お顔に向けてください」といって、撮影同行者にラジオスレーブRF-603をつけたSUNPAK PF-20XDを持ってもらました。(横から=お顔の正面)
昼間で1/200秒ですからF4.0〜F5.6くらいですかね・・。(レンズはズミクロンR35mm)
クリックして大きくしてみていただくと、立山連峰がちゃんと見える露出であることが分かります。
ストロボをカメラの上につけて撮るより、サイド光の方が立体感がでて、ドラマチックな雰囲気になります。(ラジオスレーブのおかげでこれができる・・)
こんなちっぽけなストロボでも、ちゃんと良い仕事してくれるでしょ?皆さんもデジタルなんで、難しく考えずに、いろいろ試してみてくださいな。。
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