影活かしの本のふかん撮影、ぷちプロテクをひとつ..。



写真集の真ふかんブツ撮りです。切り抜きではなく、カクハン「影活かし」の前提で撮りました。

いー感じに写っているでしょ!? ちなみにこれは1988年、初めてNYにいったときに、本屋で見つけて即買いしたすごく欲しかった写真集です。(当時、東京では入手できなかったので..)

実はこれが、ライティングとは別の「ぷちプロテク」を施した完成写真。


で、こちらが、同じライティングで「ぷちプロテク」をしないバージョン。さてさて、違いがわかるかな?




「ぷちプロテク」の話は一旦置いといて、、、本件の本筋ではないライティングの軽く説明します。
本の左上方面から、横に垂直に垂らした「 紗幕 」ごしの、「 天使傘 」バウンスの「 高演色LED電球 」の光を使いました。(光と逆側には、大きな白レフを垂直に配置)

「ぷちプロテク」の話に戻ります。これがその「ぷちプロテク」を施した様子。

本の下には…iPadが敷いてありました。
iPadをかまして「9mm」嵩上げしていたってのが、どうやら「ぷちプロテク」だったようです。

で、これが何もしない「ベタ置き」の状態。たぶん、初心者はこれだとおもいます。


おさらいをしましょう。iPadのありなしを横からみると、こんな感じ。。9mmとはいえ、そこそこ上がっていますよね!?


さらに戻って、最初のおさらい。先ほど違いが分からなかった方も、こーやって並べると気づかれたとおもいますが、
「ぷちプロテク」を施すと、本の影が少し大きくなり、グラデーションが”ぷち”柔らかくなりました! 結果、優雅感が増した写真にみえるとおもいます。
この「ぷちなニュアンス」にこだわるのがぁ〜、プロとアマチュアさんの違いともいえます。

また、嵩上げすると厚くすると、影が大きくなりさらに「グラデーション感」が増すのですが、、、やりすぎると、本物の域を超えた「分厚い本」に見えてしいます。。(←これはアカン)
その加減を知っているのが、プロカメラマンなのかもしれません。。

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