ところで、ストロボ と LED電球 の光、 光質 って違うの!?
あ、ここで謳っている「LED電球」とは、
普及型のあれじゃなく、無茶明るくて、デイライト高演色(発色が良い)で撮影照明に適した、
特別な電球「撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro」のことですからね。
すでにこのLED電球、色がすごく良いことはわかっておりますから、
今日は色以外の話、光の質(光の性格)を探っていきたいとおもいます。
その比較検証には、
人物撮影を想定し、安ーいプラ製のデスマスクチックな「白いマスク」を被写体とします。安もんですが、顔の形をしておりますから…。(マスクを、スタンドから棒で突き出している仕掛けです)
ディフューズ機材に、ソフトボックス( QuickSoftBox SQ45cm )を使いまして「クリップオンストロボ/LED電球」で光源の差し替えをおこないます。この時、光源(ソフトボックス)の位置は動かしません。(いずれもインナーディフューザを外して使用)
そして、実際の撮影に使われるようなフォーメーション、光とは逆側にレフ板(フツーの丸レフ)を、それぞれ同じ位置に立てます。
弊社取扱機材を複数使用し、同条件(光源位置も含め)での「光源の差し替え」ができるように工夫しました。(上記GIFが動かない場合は →コチラ!)
「光の反射具合」を調べるために、レフ板の位置は、マスクから「50cm(近距離)」と「1m(遠距離)」、そして「レフなし」、それぞれ「3パターン」の撮影します。(上記GIFが動かない場合は →コチラ! と →コチラ!)
さてさて、
これで「ストロボ」と「LED電球」の「光質」の違いが本当に分かるのか!?
それでは、それぞれの「比較検証写真」をご覧ください!(検証のため、WBや露出を極力合わせています)
※検証の性格上、今回特別にjpg圧縮率が低い高画質です。
クリックで拡大!
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ほぅら、違うでしょ? 繊細な感覚のあなたには分かりましたよね!?
そんな、かくゆう私には、この差(ストロボ vs LED電球)が、さっぱり分かりませんでした。。。(この写真では、ですが…)
・・・ですがですが、見た目では、分かりませんでしたが、
その違いは、この「写真データ」の中に、
誰にでも分かる形で、はっきりと記録されていたことが判明いたしました!(みなさん、いよいよ、ここから驚くところですよ!)
先ほどのマスク写真の「ヒストグラム(ざっくりいうと階調分布図のこと)」の「比較GIF」を見ると、その違い、および特徴がハッキリと分かります!(比較GIFが動かない場合は、→コチラ!)
※ヒストグラムの見方 = 左側が黒(暗い部分)、右側が白(明るい部分)、真ん中が中間調(グレー)、存在する階調の面積が広いほど上に盛り上がる。
【このヒストグラムが示していること】
「明るい部分(右寄り)の山」に注目して欲しい。
「ストロボ」は「尖ったギザギザの山」があり、「LED」は丸みを帯びていることが分かる。これは、ストロボ光の場合、明るい部分に「トーンジャンプ」を起こしていると理解して欲しい。つまり「連続階調」ではないということ。
一方の「LED」は丸くなっており、階調が保持されているとになる。その結果「ストロボ」では、ハイライトで白飛びしやすくなり、「LED」は白(明るい部分)の粘りが強いということになる。
皆さんの大好きな「柔らかい光質」ということになると、俄然「LED電球」に軍配が上がりそうだ。
ただ「ストロボ」が悪いというわけではなく、逆を言えば「パキっと見える」という効果があるということ。使用用途に応じて使い分けるのが吉だ。例えてみるなら、CD=ストロボ アナログレコード=LED電球 ってな感じ。アナログならではの「まろやかなハイライト」が、まさかの最新機材で生まれてしまう妙。。
「ストロボ」はレフの効果が高いことも分かる。 暗い部分(シャドー部)から、明るい部分まで、レフ板を入れると、かなり明るくなっている。
「LED」は、そこまでの効果はない。が、それが悪いことではない。より自然な光の上がり方なため、太陽光に近いのは、むしろ「LED」ということもいえる。
「ストロボ」は人口光感が否めないのは、そのせいではないかと思われる。
「明るい部分(右寄り)の山」に注目して欲しい。
「ストロボ」は「尖ったギザギザの山」があり、「LED」は丸みを帯びていることが分かる。これは、ストロボ光の場合、明るい部分に「トーンジャンプ」を起こしていると理解して欲しい。つまり「連続階調」ではないということ。
一方の「LED」は丸くなっており、階調が保持されているとになる。その結果「ストロボ」では、ハイライトで白飛びしやすくなり、「LED」は白(明るい部分)の粘りが強いということになる。
皆さんの大好きな「柔らかい光質」ということになると、俄然「LED電球」に軍配が上がりそうだ。
ただ「ストロボ」が悪いというわけではなく、逆を言えば「パキっと見える」という効果があるということ。使用用途に応じて使い分けるのが吉だ。例えてみるなら、CD=ストロボ アナログレコード=LED電球 ってな感じ。アナログならではの「まろやかなハイライト」が、まさかの最新機材で生まれてしまう妙。。
「ストロボ」はレフの効果が高いことも分かる。 暗い部分(シャドー部)から、明るい部分まで、レフ板を入れると、かなり明るくなっている。
「LED」は、そこまでの効果はない。が、それが悪いことではない。より自然な光の上がり方なため、太陽光に近いのは、むしろ「LED」ということもいえる。
「ストロボ」は人口光感が否めないのは、そのせいではないかと思われる。
実は、この前「グラビア撮影」ぽいお仕事をしたときに、窓からの自然光(雨天で弱い光)と、このLED電球(美しい光の撮影照明キット × 2)を合わせて使った際に感じたこと、「ストロボ光のようなカチカチ感」がなく、うまく窓から溢れる自然光とマッチして、とても自然な仕上がりになったということが、今日の検証の動機にもなりました。
しかーも、思っていた以上に「粘る白」、つまり「どこまでも白飛びしない白」の階調の美しさに、私自身驚きました。
結論としては、
「高演色LED電球」は、女子のグラビア撮るには、かなり良いことは事実!!
美しい光の撮影照明キット × 2 で、バッチリでしたよ!
今では、いかにも人口光な「ストロボ撮影」を、ちょっと見直した方がいいかなぁ..とも思っています。(もちろんストロボが適した場面も多くありますけどね..)
時がくれば、そん時の写真をお見せいたしますね。おそらく、ナチュラルすぎて、LED電球で照明されと気づかないとおもいますよ。(自然光だとおもうでしょうな..)
「Sh50Pro-S」は、サポートが超充実している「弊社」でお買い求めくださいね。
(サポート = 撮影方法のご相談まで電話等でプロカメラマンがお受けしております。他で買うと、そこまで相談受けてくれることはないとおもいます..)↓
039|撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro-S
美しい光の撮影照明キット
QuickSoftBox for ClipON!(ソフトボックスのみ)
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面白い実験です!
LEDとストロボの光量が違うと思うのですが、できたらSS等撮影時データを公開してください。
ストロボとLED電球ともに、ISO100 SS=1/250sec F2.0です。クリップオンの出力は1/128と最小です。光源から被写体の鼻先までの距離が約90cm。現像時に露出を合わせていますが、ごく微量なので、このデータ通りで考えていただいて良いとおもいます。