例の大きいディフュザー枠は活躍したのか!?


昨日のことですが、料理の写真撮影がございまして、先日、時間をかけて清掃した「大きなディフュザー枠(120×120cm)」をばらして、現場に車で持って行きました。
ディフュザー枠の大清掃(プロ的にはすごく大切な道具..)

駐車場で車から荷物を降ろし、折りたたみキャリーカート で現場まで一気に引いてゆきます。(荷物の多いときはこれ便利)




現場の店舗に到着し、早速例の枠を組み立てます。
そして、あらかじめ貼ってあった「貼って剥がせるタイプの両面テープ」のシートをはがし、幅125cmのユポ(ロール)を転がして貼り付けます。

思った以上に簡単にキレイに貼ることができました。


うんうん、ピンと張られたキレイにフラットの大きな面光源。。これが今日の撮影のメイン機材といってもいいでしょう。


ほうら。いつもとはグレードが違うことが感じ取れるでしょ?

光源は、高演色LED電球Sh50Pro-S を4灯。
4灯式ソケット(E26)& SoftBox に仕込んで照射します。(DFは不使用)
※↑ 只今売り切れ中。すみません。

お店の人からお借りした「烏龍茶ペットボトル」を紐で吊り下げて、ウェイトがわりにしますが、

安定が悪かったので、のちにもっともっと重い「キャリーカート」に差し替えました。

そして、カメラアングルも安定させづらい「真ふかん」。
いろんな荷物がウエイトがわりに…。

そして、料理の撮影が始まります。




料理の撮影は3時間ほどで終了。(えー?もう終わりって突然過ぎやしません?)

そして、撤収。。
準備の時 のもくろみどおり、枠のテープはキレイに剥がすことができ、使用後のユポ・ディフューザーもキレイにロールに巻き込め、再利用できる状態で持って帰りました。。





ところで、やっぱ、この大きな面光源でライティングされたものの仕上がりって気になりますか。。
・・・・ですよねぇ?


では、特別に1枚だけお見せいたしましょう。

この懐の深い光、お分かりですか?音でいうと、ハイレゾ的な感じかな?

特筆すべきはサイド光照射にも関わらず逆側に「レフ板」を使っていないことです。小さな面光源だと、通常逆側にレフ板を使うことになります。

大きな面光源がゆえに緩やかな影になり、レフがなくても成り立つ写真ができるのです。。(というか、レフ入れるのは無粋..)



でもね、でもね、
ビギナーの皆様、、このレベルの機材を用意し撮影するのは、正直、アマチュア様には難しいことだらけです。簡単には真似できないでしょう。

もちろん、真似したきゃ、やっていただいて結構なんですけど、、それなりに悩むことになると思います。やるなら、覚悟を決めて深みに嵌ってください。

 高演色LED電球 Sh50Pro-S

↓ スマヌ。只今売り切れ中。。
4灯式ソケット(E26)& SoftBox
60cm角 / 70×50cm


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大切なのは光の方向!フロントライトはディフューズ拡張してもたいして変わらんのです



この前お話ししたこの記事に関連したお話。
この記事ではLED電球を使ってご説明しましたが、
今日はさらにわかりやすく「クリップオン・ストロボ」を使ってご説明 します。


カメラの上のホットシューに、クリップオンストロボを装着して撮りました。
そもそもクリップオンは、この使い方を想定して作られたものなので、道具からみた使い方としては正しいです。

フロントライトはド順光であり、被写体を満遍なく明るくできて説明写真としては、十分に役割を果たしています。

しかしですね〜、味気ってものがまるでないことはお分かりだとおもいます。
「クリップオン」は面光源じゃないから、ディフューズして拡張すればいいんじゃね?

なるほどなるほど、では試してみますか。


大きい枠に貼ったトレペを透過させてみましょう。


クリップオンに直接つけるソフトボックス(皆さんがお好きなアレ)なんかより、はるかに大きい面光源になっているはず。


ん?? 少しまろやかになったような…。


確かに、細かいところを比べてみると 光の当たりはソフトにはなりました。。
けど、パッと見の印象は変わらず。。劇的に良くなったとはいえません。もっと大きくしなきゃいけないのか?

いえいえ、正解を申し上げますと、 ライトの方向 がよろしくないということなんです。。


そこでクリップオンストロボをカメラから外し、トップライト(やや逆気味) の配置 にしてみました。同じくトレペでディフューズ入れます。(リモートでシンクロ)

いつも読んでる人はお気づきになったかもしれませんが、これは当ブログで普段から 美しキット を使ってやってる配置です。


パッと見の印象も含めて、劇的に良くなったでしょ!?

もちろん面光源の拡張も大切なことではありますが、それよりはるかに重要なのは、
光の方向の選択 なのであります!

オンカメラでクリップオンストロボを使う場合、
ストロボに直接つけるタイプのソフトボックスをつけても、劇的に光がよくなることはありません。少しだけ光の当たりがソフトになる程度です。

そのことを理解して、そのソフトボックスをお使いください。(ないよりマシかな..の効果です)

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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真ふかん撮影は望遠系レンズで引くべし!



これ、大人気APS-Cカメラのソニー VLOGCAM ZV-E10L。標準ズームがついてるセット売りのやつね。

カメラのSW入れると、ズームレンズが一番ワイドの「16mm(24mm相当)」なっちゃいます。多くのコンデジなんかもそうじゃないかなぁ。

だからね、ビギナーの人はこのまま使っちゃうこと多いように思うのですよ。


真ふかんアングルで撮りたい として、
起動した状態の 広角レンズ で小さいものを撮るには、すごーく寄らなきゃいけないよねぇ。


広角レンズで寄って撮ったら、こーなるわけ。
なんかさ〜、真ふかん特有の清々しさがないよう思わないかなぁ?

バスとかMP車を見るとよくわかるように、中心より少しでも外れると、車の真上からアングルじゃなくなるよぉ〜。(片側サイドだけしか見えない)


真ふかんの清々しさが欲しければ、レンズを望遠 にして、


う〜んと引いちゃいましょう。


すると、画面全体的に真上からになり、真ふかんならではの「清々しさ」がでてくるんだよねぇ。


この違いわかるよね?

真ふかんでは望遠系レンズで引いて撮る ってのが鉄則なのですよぉ〜。。


まだピンときてない人のために、雑誌の複写もしてみたよ。。
寄って広角に問題があるのわかるよね?
ちなみに、いずれも背表紙のラインで垂線を合わせています。


ダメ押し説明として、雑誌のすぐ外側に「四角い系(四隅直角)」を書いてみました。
「引いて望遠」はだいたいあってるでしょ?でも「寄って広角」はすごく歪んでいます。
「引いて望遠」は、正しい形を捉える方法 でもあるんだね。


話は変わりますが、この雑誌、22年前(2000年)に発行されたものだけど、
デジタルカメラのNikon D1で撮った記憶があります。デジイチの出始めの頃で、全くデジタルは信用されてなかった時代。なのに、デジタルカメラを使うってチャレンジャーだったみたいね。なお、サブカメラとしてNikon Coolpix950を使ってました。。(全然覚えてないけど、950で撮った絵が使われたかもしれない..)

余計な話、失礼しました。。

 美しい光の撮影照明キット

↓ 26cm横棒は、地べた設置の時にも役立つのであります!

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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