セロテープで天紗幕ができるか?を試してみたでぇ〜



昨日の記事の最後 に思いついた「セロテで 紗幕 」というアイデアを早速試してみることにした。(電球は天井からペンダントライト風に吊るしているだけ)

オートポール(垂直ポール)を4本立てるという、スタジオセットみたいなことをしちゃいましたが、今日の訴求ポイントは、「セロテープが紗幕の重みに耐えられるか?」なので、そこんとこは大目に見てください。(心の中で、ポールは、現場にある棚などの固定ブツに見立ててください)


まずは後ろの左ポールにセロテープを巻きつけて、ビィ〜〜〜と繰り出し、右ポールにも巻きつけ固定。


巻きつけ固定で、粘着強度が増します。



セロテの粘着面に紗幕の短辺の端を指で抑えてくっつけます。


ここまでは、順調にことが進んでいるかのように思えました。


ところが、手前のポールにセロテを渡して、紗幕を引っ張ってみると、粘着したはずの紗幕の端が簡単に剥がれてきました。
やはり、セロテの粘着力だけじゃ無理なのかぁ?


何度やっても耐えられそうにないので、やむを得ずここは ピンチ(洗濯バサミ) 様の力を借りることに。。


仕切り直して、手前ポールのセロテ渡しをします。


手前も巻きつけ留め。テープ粘着部の全体はこの4点。


テンションがかかっており、ピンと張っています。


手前のセロテ渡しに紗幕を貼り付け、やはりピンチで補助します。


なんとか、ギリギリ「天紗幕」になったっぽいです。でも、カツカツです。何かがあれば、すぐ切れます。


カツカツですが、いちお、天紗幕。なんか撮ってみましょう。


ギリギリだったり、カツカツだったりしますが、天紗幕の大きな面光源の優雅な光という効果は何も問題ありません。(モデルは、備前焼のぐい呑)


ただ、ピンチ様がいなかったら、天紗幕は成り立ちませんでしたね。。。(コレやるには、通し袋にビニール紐を通す方が良いとおもいます)

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忍法セロテ渡し でクモの巣のように天トレを張る



携行機材が少ない取材撮影で、予定になかったブツ撮りを要求されたら焦りますよね..。でも、そーゆー突然の追加カットの話はよくあること。


今回持ってきた機材はこんだけ高演色LED電球ソケット26cm横棒スタンド。念のため持ってきたトレペ(トレーシングペーパー)を持ってきたのがせめてもの救い。
なお、取材先の人にセロテープをお借りしました(すべてそーゆー想定..)

さてさて、この少ない道具でブツ撮りライティングができるのか?




ロールトレペを適量カットします。時間の余裕があったら、この前教えた通り、端を補強しましょう。(一時持てばいいから、補強はなくてもよい)



撮影台にする机の上に、切り出したトレペを置き、机の角を巻き込んで、向こうでマスキングテープ止め。なければ、セロテでも良し。


で、固定して簡単には動かないもの(家具やハンガーラックなど)に、セロテを貼り、、


「ビィーーーーーー」と引っ張りながら、セロテを繰り出し、、、


テンションをかけてピンと貼りながら、反対側の固定ぶつに貼って固定。
※取材先にセロテを貼る許可を得ること。そして剥がすときはゆっくり剥がすように、(素早く剥がすと貼ってる先の塗装が剥がれたりします)


いーですね。セロテがピーンと一直線になっています。


つまり、こーゆーこと。見事な「セロテ渡し」ができました。
で、




机奥からトレペを引っ張りながら、平らをキープしつつ、渡したセロテに貼り付ける。


まさしくこれは、ブツ撮りの基本の”天トレ” といってよいんじゃない?


引いてみるとこぉ。。クモの巣の原理だね。。


こんな急場凌ぎのセットでも、天トレがあるかないかで大違い! 泥臭くてみっともないセットでも、写真は結果が勝負ってことが本質だからね。

sonaeareba_008

かつて、ライトさえもない状態で、ディフュザー紗幕に助けられたことがあります。これはそんときの写真。↓詳しくはコチラ
備えあれば憂いなし!持っててよかった「紗幕200×130cm」

今回は「トレペとセロテ」で天トレを作りましたが、「紗幕とセロテ」というのもありかも、と記事の最後に思いついてしまうのでした。。(現場でなんとかする力を、日々鍛えましょう..)

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ロースタンドの台でローアングル固定もできるかも!?



今日のお話は、ほんのお遊びです。話半分程度に聞いてくださいね。

とはいえ、おりたためるロースタンド60 の台を使ったら、ごらんの通り高さ20cmほどの ローアングル固定 ができたことも事実。この台はずっしりとしたスチール製。だから、かなり安定的にカメラの固定ができるんですよぉ。写真では、PowerBlack を使っていますが、使い慣れたのお持ちのカメラ用雲台で使われるほうがよろしいかとおもいます。

で、皆が気になるであろう、長〜いレンズのことをスルーしちゃうのもあれなんで軽く触れます。2013年の9月に中古カメラ屋さん で見つけちゃったものだから、うっかり買っちゃったものですね。世界の紛争地帯でコレを使っちゃったら狙撃されちゃう可能性が高いので、命が惜しきゃぁ、外国には持っていかない方が良いレンズです。

レンズの詳細は以下の記事にまとめておりますので、物好きな方はお読みください。
ライカ ビゾの「迅速撮影装置」テレビット大図鑑!(Leitz Visoflex TELEVIT + Telyt400mm F5)


でまぁ、長〜いレンズなので、50cmソフトボックス1つじゃとても光の面積が足りない。そこで、”例の方法”を使って、2連結のトップライトで撮りました。背景紙がくたびれているので、キレイなグラデーションにはならなかったですが、新品背景紙だと、もっとキレイになるとおもいます。

おりたためる ロースタンド60

ダイヤモンド・スピゴット(Φ16mm規格)

超〜強力自由雲台 Ball-Head PowerBlack


50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

 高演色LED電球 Sh50Pro-S

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