小規模ECサイト運営者様必見!自慢の照明キット1灯、基本の4つの形(かた)



全国の小規模ECサイト運営者様、こんにちは。
小物ブツ撮り(目安30cm以下) の照明目的に特別に組んだ 美しい光の撮影照明キット が弊社の推し商品です(私プロカメラマンの中居が組みました)。誰でも扱える簡単な仕組みが特徴。撮影の知識がなくても、このブログで日々お伝えしている通りにすれば、美しい商品写真撮影を可能とします。(見掛け倒しの結果イマイチ撮影ライトではなく、ビギナー様でも結果が出せるように考案しました)

このキット1灯使いの場合、
商品撮影の照明方法の形(かた)は4つあります。(基本的な形)

カメラのアングルごとに適した基本の形がありますので、
今日はそれをご紹介していきます。



①水平アングル → フロントトップライト
美しい光の撮影照明キット26cm横棒 使用。

ボトルなど置くと縦に長い被写体は通常「水平アングル」で撮ります。
水平アングルでは、写真のように背景は壁などにケント紙などを貼ってアールを作る必要があります。

ライトは、真下向けより少し背景側にあおる角度に調整します。(被写体の方向にライトを向ける)


フロントトップライトは、あらゆる被写体をそれなりに美しくしてくれるので、万能ライトの形でもあります。(水平アングルだけに限らず使えます)
背景にも照射されるため全体をまんべんなく明るくできることもメリットです。



②ちょい見下ろしアングル → 真トップライト
美しい光の撮影照明キット26cm横棒 使用。

商品撮影で最も使われるのが「ちょい見下ろしアングル」だとおもいます。この場合も、アール背景が必要なことが多いでしょう。
このアングルでは、あらゆる商品撮影の基本中の基本「真トップライト」を使います。


今回は10cm強の小さい被写体なのでレフ板を使用していませんが、もう少し大きいものでは左右にレフ板秘伝のレフ板を配置したほうが良い結果を得ることができます。
ちなみに、真トップライトは料理の撮影の撮影でよく使われます。



③深い見下ろしアングル → 逆トップライト
美しい光の撮影照明キット のみ使用。

深い見下ろしアングルになると、真トップライトを配置することができないため、必然的にこの「逆トップライト」になります。
この形になると、被写体手前側の影の面積が大きくなるため、手前にレフ板秘伝のレフ板の配置が不可欠です。


逆トップライトの形は、撮影作業がしやすいので、アクセサリーなどの極小物の撮影で使われることが多いようにおもいます。
この撮影では 26cm横棒 を使いませんでしたが、テーブルのサイズによっては必要になることもあります。



↑ 説明のためレフ板を除去した様子

④真ふかんアングル → サイドライト
美しい光の撮影照明キット のみを使用。(ライトを低い位置にするため、特殊な方法で配置 している)

真ふかんアングルでは、必然的に「サイド光(光源面がだいたい垂直)」になります。
また、だいたい垂直なサイド光を使うと、逆側にキツい影が出てしまいます。
そのため、光源の逆側には大きめのレフ板 を垂直に配置することが求められます。(構図入らない程度のにギリギリの位置まで攻める)


デザイン性に優れたオシャレな絵を作ることができるので、真ふかんアングルを使いたい方は多いとおもいます。
ただ、構図全体を均等照射できないと、せっかくのオシャレ感を台無しにしてしまいかねないという、とても丁寧なライティングが求められます。(← これが案外ムツカシイ)

以上、
この照明キットを 1灯で使う場合、基本の形はこの4つとなります。

なお、全ての形でいえること、
ライトはできるだけ、被写体に寄せて使いましょう。 です。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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白い被写体の白背景と薄グレー背景の使い分け



本日は、昨日の記事(薄グレー背景紙) の追記情報です。(昨日記事から読むべし)

今日もあらためて「白っぽい被写体」を「白背景」と「薄グレー背景」で、撮ってみました。(被写体はオフホワイトのルアー)



比較すると、やっぱ「薄グレー背景」で撮るほうが、
より白が浮き立って見えること がわかります。

薄グレー背景での撮影は、
白系のアクセサリーや小物の「白」を際立たせたい時に有効
でしょう。
※ジュエリー系では、パール(真珠)を際立たせる効果があるんじゃないかなぁ。。

ただ闇雲に薄グレーを使えばいいってものではありません。
あくまで「白を際立たせて見せたい時」の一つの手段 です。



例えば拡大クロップで比較してみると、
被写体の「細やかなテクスチャー」は、白背景撮影の方が詳細に見えます。

このように、詳細部分の説明写真では、
オーソドックスな白背景がベターなケースが多い
と考えます。


いずれもの話も、全ての白っぽい被写体にいえることではありませんので、
最終的には、ご自分でご判断くださいね。
※薄グレーケント紙を背景に使うという選択肢を知っただけでも儲けもの、でしょ?


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

ライトグレーケント紙NO.3 10入(ヨドバシカメラ)

無蛍光 白ケント紙 10入(ヨドバシカメラ)


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白背景で白い被写体を輝かせる秘技中の秘技!



白ケント紙を背景に白いカップを撮ってみました。(A)


ライティングは、いつものキットを使ってトップライトを組んだもの。
ややフロントからかな。

さてさて、ここからがレベルの高い「へぇーーー」な話が始まります。
次の写真Bをごらんください。


これな、白いカップが輝いたでしょ?

特筆すべきことは、
実はこれ、Aと ライティングが全く同じ ってこと!




ただね、一つだけ変えたものがあります。プラス、露出値をちょっと明るく しました。
単純に露出を明るくしただけじゃ、こーはならないことはわかるよね?

さて、どーやったのか?何を変えたのか??
これは、プロでもわからない人多いと思われる難問題でぇ、
超技巧派のテクを使っているわけなのよぉ。

どーやったか、教えてほしい??
すぐ答えを教えると勉強にならないから、
↓ これでも押して、少しは考えようね。


正解は、
背景紙を薄グレーケント紙に替えた でしたぁー!
ゲ!手品のギミックみたいな答え。。

説明しよう。
薄グレーを白背景にするには、露出を明るく調整するよねぇ。明るくするとカップがより白くなるわけ。でも薄グレーと白カップの濃度差はあるあけだから、輪郭が消えることなく、背景より明るいカップが浮き立つってことなんだ。(あと、カップ外側は、床のグレーが写り込んでいることも関係している)


白背景だと白カップの濃度差がない。けど、薄グレー背景だと濃度差が生まれる。(カップの方が明るい)
相対的な対比による”錯視効果”も相まって、より輝かせて見せてる とも思います。


フィルムのモノクロ撮影からやってたプロだったら簡単に答えられたかもしれません。とはいえ、かなりの難問だから、正解がわかった人はプロ中のプロと勝手に認定しちゃいます。(えらそーだなぁ..)

正解を知ってしまった皆さん、
お友達にこの問題出して、悩まして遊ぶのも一興かもしれません。。
(答えを知ってる優越感を得て楽しめる)



 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

ライトグレーケント紙NO.3 10入(ヨドバシカメラ)


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