ライカ ズミクロン-R35mm(3カム/E55)写りの特徴


今日はライカRレンズの話。
ズミクロン-R35mmF2(3カム/E55)です。このズミクロン-R35mmは、2世代目にあたります。初代とはレンズ構成が全く違うので、写りも違うと考えられます。
ライカレンズは独特な濃厚な写りが特徴ですが、その中でもさらに独特な描写をすると感じています。

今日はその写りの特徴の一部を簡単にお伝えします。
※全ての作例写真はクリックすると拡大表示されます!

◆開放(f2.0)で「遠景」でもピン面はしっかり写る

例えばズミクロン-R50mmなどで、遠景被写体(これは無限ではない)を開放(f2.0)撮ると、やや甘な絵になります。(なので、遠景はF4くらいに絞って使う)ところが、このレンズは開放でもピン面がしっかり写るところが特徴です。

◆開放(f2.0)では「周辺光量落ち」が顕著。
f4.0まで絞るとフラットな露出になる

多くのレンズ(ライカレンズに限らず)は開放では「周辺光量落ち」が少なからず発生します。この時代のライカレンズは開放(f2.0)では、極端に「周辺光量落ち」が発生します。ですが、私はこの「周辺光量落ち」はキライではありません。これはバグではなく「味」と考えるべきだとおもいます。
なお、2つ絞って「f4.0」にすると、ほぼフラットな露光になります。(ライカレンズは2つ絞ると正統派な写りになることが多い)

◆最短撮影距離は30cm未満。近距離のボケは独特な味わい

LEICA-M用の「ズミクロン35mm」の撮影最短距離は70cmです。Mレンズは小さくてよいのですが、RレンズがMより優れている点は、この最短撮影距離が極端に短いという点です。(一眼レンズの強みです)

最短撮影距離(30cm未満)で撮影すると、ピン面以外の独特なボケは「浮き立たせる立体感」を演出してくれると感じています。特に私はその「前ボケ」の不思議な表現が気に入っています。もしかしたら、この「近接撮影のためだけのレンズ」を一枚内臓させているのではないか?とも怪しんでいます。他のライカレンズと、その点で少し違う気がしてなりません。

◆中距離の開放写真の「とろ〜り」な世界。

この距離がもっとも多く使う距離だと思います。開放で撮ると、車のような硬質な被写体をとっても「とろ〜りとした世界」になるのは独特です。ちょっとしたスナップでも、開放で撮ればこの世界になるのですから、このレンズは全く手放せません。しかも、ピン面はしっかり写っているのですから。

◆ライカの設計思想を反映する真ん中のピン面が浮き立つ写り

この写真どう見ても「ラーメン・サンプル」にしか目が行かないとおもいませんか!?そう、それがこのレンズの表現(開放)です。それに「上カツ丼」の切なげな前ボケはたまりません。ツァイスの優等生のそれとは一線を画します。(セロニアス・モンクのピアノのように…)

◆蕎麦屋の中華の部。最短撮影距離付近でラーメンを撮る

サンプルを見ていると、ついついお店に入って、蕎麦屋なのにラーメンを頼んでしまいました。このレンズの撮影最短距離(30cm未満)で撮りました。ね?真ん中が浮き出るようなこの写り(周辺のボケはわりといい加減)。やはり近接撮影用レンズが仕込まれていることが疑われる一枚だとおもいます..。

ところで、初めて食べる、この蕎麦屋のラーメン、、大当たりでした。ちゃんとラーメン、私が苦手の魚介系とかじゃなく、鳥ダシ清純派しょうゆラーメン。しかも濃厚な味わい。余計なことしなくて、これでいいんですよ、これで..。ということを、現代のラーメン屋さんに知って欲しいです。。(とにかく魚介ベースは断固反対!コシのある手打ち麺も反対!つけ麺は意味不明。勘弁してください..。いずれも個人の感想です..)

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・
facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: カメラ&レンズ, ソニー α9 & α7 & α7R & α7R II & α7R IV & RX0, ライカレンズ | 2件のコメント

貴重な大口径スクリューメタルフードあり〼(82mm・86mm)


実は弊社では「でっかいスクリューメタルフード」なんてものの扱いもあったりします!(かなり珍しいものです..) 頑丈なアルミ製なので、前方からの攻撃からレンズを守ることもできます。
今あるのは、「82mmフィルタ径(長さ7cm)」と「86mmフィルタ径(長さ7cm)」の2種類。基本は「望遠レンズ用」です。

「ステップアップリング」を使うと、この径より小さい径のレンズも装着することも可能です。(フードだけでかくなるので、見た目がイカツイ感じになることでしょう..)その場合「望遠用レンズ用」と言い切れない可能性もあります。

このフードのデカさがよくわかるように、α9の横に置いてみました。
ね?想像以上にでかいでしょ!?

なお、この貴重なでかいフードは、今の在庫がなくなると、おそらくもう二度と入ってこないとおもわれます。なので、欲しい人は迷っている場合ではないと考えます。(そもそも、アメリカ発注で中国で製造されたモノで「米中摩擦」により発注がなくなっており、この状況ではもはや、再製造は難しいと考えられるため..)

82mm Metal Hood(T7)

86mm Metal Hood(T7)

shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・
facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: カメラ★カスタマイズ用品, メタルフード | コメントする

昔のCanon製フードを複数レンズで使うのに、ステップアップリング・パズルをしてみた


近日ある撮影案件に向けて、今日は「撮影機材」の準備です。その撮影機材というのは「レンズフード」。コーティングがそんなに良くない昔のレンズを使うので「完全なるレンズフード」が大切になってきます。(見た目の話ではなく、もちろん画質向上へのアプローチ..)
今では他に良いものがあるのかもしれませんが、私が知る限り「 Canon製 レンズフードシステム(72mmゼラチンフィルター ホルダー) 」が一番便利だと思っています。

72mm以下の口径のレンズであれば使え、フードリングの増減により、様々な焦点距離レンズ(35mm以上)で使えるのが便利ポイント!フードリング1枚=35mm 2枚=50mm 3枚=85mmてな感じです。

ただ、表記は72mmですが「Canon純正72mmアダプター」を使う必要があります。(汎用72mmステップアップリングだとスカスカなこと多し。たいてい、黒テープなどを巻いて「外径増し」をする必要があります)

というわけで、撮影に使用想定レンズの4本全てに、このフードが使えるように、私が使っている「ステップアップリング」を全部ぶちまけ、パズルのような作業をしました。
※弊社取り扱いの「ステップアップリング」も含まれていますが、偏った品揃えですので他店のものもご案内しています。
それでは、使用想定レンズ4本のステップアップパズルを、記していきましょう。(あくまで一例ね..)

◆LEICA SUMMICRON-R50mm(1カム/初期型)
SUR 43.5-46mm(八仙堂さん) 」→「 SUR 46-52mm 」→「 Canon純正 ゼラチン フィルタホルダ アダプター(52-72mm) 」

◆LEICA MICRO ELMARIT-R60mm(前期型)
SUR E60-62mm 」→「 SUR 62-72mm(八仙堂さん) 」→「 Canon純正 ゼラチン フィルタホルダ アダプター(72-72mm) 」

◆LEICA ELMAR65mm(ビゾ用レンズ 白/前期型)
SUR 41-43mm(八仙堂さん) 」→「 SUR 43-46mm 」→「 SUR 46-52mm 」→「 Canon純正 ゼラチン フィルタホルダ アダプター(52-72mm) 」

◆LEICA SUMMICRON-R90mm(E55/3カム)
「 55mm径のレンズフィルター(ガラスフィルタ除去 リングのみ) 」→「 SUR 55-72mm(八仙堂さん) 」→「 Canon純正 ゼラチン フィルタホルダ アダプター(72-72mm) 」

こうしてめでたく、口径の異なる4本のレンズが全て、同じフードで賄えるようになりました!
先端外径は「≒72mm」で揃っています。
さらに、このまま持ち運びたいので「 Snap-on LensCap 」で対応いたしました。(内側についたり、外側についたりしましたけど…)
※49mm・52mm・55mm・58mm・62mm・67mm・72mm・77mm・82mm・86mm・95mm のフタのご用意がございます。

ステップアップ・ダウンリング 総合売場
→ 「検索窓」に探したい径を入力して捜索してください 
例:「 46-52mm(←半角英数入力)」

Snap-on LensCap(レンズキャップ)

【追記】今回の撮影は全て「美しい光の撮影照明キット」で、ライティング撮影されましたとさ。

shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・
facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: カメラ★カスタマイズ用品, ステップアップ(ダウン)リング, キャップ, ライカレンズ | コメントする