50cmソフトボックスは便利な「シェード付きソケット」でもある。


連日の360°カメラの話題に食傷気味な読者の皆さま、こんばんは。
今日はそれとは違う話を絞り出しました。

さて、手作りディフュザー枠です。120×120cmあります。DF面から少し離れたところ(約50cm)から「 高演色LED電球Sh50Pro-S 」を照射している図です。大きな面光源ができていますよね!? ま、それは良いとして..これだけでは、ツメが甘いです。

良く見るとDFの左側背景紙に「直漏れ」している光が確認できます。この直漏れですが、スタジオ撮影にとって「雑味」なわけで無い方が良いものです。(というか、あったらダメなもの)
プロの現場ではこの漏れをなくすために、黒ケント紙をつなぎ合わた「縦長の黒」を垂らして漏れを塞いだりします。光漏れを「別切り」するわけですな。面倒臭いですけど必要です。

次に、同じ距離を保ったまま、ソケットから「 50cmソフトボックス 」に変えてみました

良い感じにDF枠に光が納まっており、漏れはありません。そして50×50cmの面光源から、100×100cmの面光源へと、大幅にグレードアップしております。

今回「付属ディフューザ」は取り付けていないので直光の状態。つまり、ソフトボックスはDFを外すと、ランプシェードがついたソケットになるわけですね。

照射をみてみると一目瞭然!
ソフトボックス・シェードをされた方は、漏れなく「完全なる大きな面光源」と化しています!

「50cmソフトボックス」は、「シェード付きソケット」として元の実力以上の働きをするってことを覚えておきましょう。(プロ的にも「別切り」をしなくていいのは、たいへんにありがたい..)

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

高演色LED電球 Sh50Pro-S

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全天球8Kカメラ”Qoocam8K”で「郵便ポスト動画」を録りました


360°全天球8K記録カメラ”Qoocam 8K(クーカム)“に、”Qoocam 8K self stick (1.5m自撮り棒)“をつけています。

このカメラを買うときには、一緒に買うことをオススメするアイテムです。(1.5mのねじ付き棒で代用は可能です)

コレらを使って動画を撮り、リフレーム編集をおこないました。
撮影は驚くほど簡単!それでは、短い動画(15秒)をご覧ください。

そっちが飛ぶんかい!..って、突っ込まれるやつです。
撮影はいたって簡単。Qoocam8Kをつけた自撮り棒を持ち、棒の角度を60°くらいでポスト近くでキープ。で、きっかけとともに、棒を垂直に上げ(釣竿のように..)、そのまま少し向こうに走っていくだけ。正直、誰でもできます。

ですが、動画編集は少し複雑。専用ソフト(Qoocam STUDIO)を通して、メルカトル動画にし、Premiereproでリフレーム編集。飛ぶシーンは「リフレーム縮小」と「タイムリマップ(早送り)」をしました。(詳しくは、昨日のブログを読んでちょ
さすがに音声は明瞭に拾えないので、TASCAM ピンマイクレコーダーDR-10L で別録りしております。

とはいえ、こんな派手なカメラモーションの映像が、お遊び程度で簡単に録れちまう…って、すごい時代じゃないですかねぇ….。

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360°全天球撮影ってなんだー?② 全天球カメラ”Qoocam 8K”の仕組み


連日お伝えしているカメラの正体は、”Qoocam 8K(クーカム)“という「360°全天球カメラ」なのでありました。しかも、8K記録しちまう強者!(他の同種のカメラは、6Kとか5.7Kだったりします..) 今日は全天球カメラの基本的な仕組みをお話します。
見ての通り、前面と背面にレンズがついており、片側カメラが200°撮影する仕組みです。カメラの厚みの部分のモノは消える仕組みなので、自撮り棒は消えてしまいます。パララックス(視差効果)を利用して、棒を消しているというわけ。
※ちなみに、両面に2つレンズがついている全天球カメラだったら、例外なく棒が消えるそうですよ。
Qoocam8Kで撮った写真は、このような8K(7680×3840px)の球体画像のjpgファイルやRAWファイルになります(実際のファイルでは縦並び)
動画では、これが1秒間に約30コマ記録されて動画ファイルになるということですね。

球が2つのファイルを、専用ソフト(QooCam Studio 2.0)に読み込ませます。
撮影時に本体内蔵のIMUセンサー記録されている「傾き情報」のパラメータを使い、水平を保つように補正してくれるソフトウェアーです。( 赤枠の「重力のキャリブレーション」 )
写真のみならず動画も「QooCam Studio 2.0」を通すことで、「水平キープ」と「手ブレ補正」を行い、なめらかなモーションになります。( 動画の場合は「SuperSteady」というコマンド )

写真も動画もレンダリングして書き出します。
※動画は8Kなので、パワーマシンでもかなり時間がかかります。「MacPro(Late 2013)の全部盛り仕様」でも、すんなり書き出してくれません。覚悟しましょう。

2つの球体画像は、QooCam Studio 2.0で合成され、メルカトル図法っぽいものになります。これが「360°写真」や「360°動画」の基本的な元素材だそうです。(VR写真やVR動画の素)
メルカトル素材をFHD(1920×1080px)にクロップするとこぉ。
メルカトル動画を「PremierePro」など動画ソフトに読み込ませ、「リフレーム」し、自由に「カメラモーション」を動かすことも可能。なめらかな動きの「パン」「チルト」はもちろんのこと、「拡大縮小」を合わせると、「ドローン」ちっくな映像もできてしまいます。撮影自体はかなり簡単。自撮り棒で自分を撮ったり、相手を撮ったり、、いつもどっちも撮れています。
撮影は簡単ですが、データがクソ重い8Kなので、編集は覚悟してください…。非力なコンピューターじゃ編集は無理かも。。パワーマシンでもかなりしんどいわけですから…。
※Premiere Proに、リフレームのプラグインが必要です。(例えば、GoPro FX Reframe とか…)
※ この「GoPro FX Reframe」が曲者で、MacOS10.15でないとインストールできない可能性。(macOS High Sierraで不可だったので、macOS Mojaveにあげたのに、ダメでした..)
※ macOS Catalina と PremiereProCC 2020、MacBook Pro15″(2017 4コア)で「GoPro FX Reframe」が使えた。(当方MacProは、Catalinaに上げたくない事情あり)
※ Qoocam 8Kは、レンズの当たり外れが大きいとのこと。購入には注意と覚悟が必要。(返品交換は、根気と体力がないとね)

※2020.9.10続報
macOS Mojave(10.14) & Premier Pro 2020 で「GoPro FX Reframe」が使えるようになりました。以下を参考に..
おかしいなと思ったら(Mac OS 版 Premiere Pro CC)
↑ の「B. 環境設定フォルダーの再作成」で「14.0」フォルダを全削除。と、「F. サードパーティ製プラグインの削除または無効化」をすると、使えるようになりました。(MacPro Late2013全盛で..です)

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