黒ケント紙で作るソニーα7RIV用のモニターシェードの型紙 FreeDownLoad!


ソニーα7RIV用のモニターシェードを黒ケント紙で作ってみたら、思いの外良い出来で自分でも驚く! ※今日の記事は、見た目より「実用重視」なプロカメラマン向けかもです。
手作りとは思えない出来の良さ!と思いません?

これがこのシェードの「型紙」です。↑画像をクリックすると、型紙のPDFファイルが開きますので、A4用紙で印刷(100%)するなり、ダウンロードするなり、ご自由にどうぞ。

作り方は、以下に順を追った画像がございますので、参考にしてください。

追加の要点を記します。

・ 黒ケント紙には、はがせるのりで軽く貼るように。
・ トンボで外側を四角く切ると、紙端合わせができるので「折り作業」が簡単になる。
・ 折り目はキッチリいれること。
・ 型紙を剥がすと、のりでベチャベチャになることがある(接着は軽めがベター)
その場合、ソルベント(溶解液) を布に付けて軽くふくとベチョベチョが除去できる。
・ オリ接着は、速乾 木工用接着剤 を使うと、すぐに付く。
・ 両面テープは、粘着力が強いものは使わないよう。(5mm幅があればベスト)
ところで、どうしてこの変なベロがあるのか?って不思議に思っていましたよね?
実はこのモニターシェードは、
便利な「折りたたみ式」!
畳むときに、このベロをモニターの裏側で抑え込んで、開き止めにします。
閉めると、モニターの保護にも役立ちます。
※市販のモニターシェードより優秀じゃね?
晴天時の野外撮影では、モニターシェードがあったほうが絶対良いですよ!
なので、みなさんも型紙をDLして、少しだけ努力して作ってみてください。具材があれば、タダですから…。

※α7RiV用に作りましたが、少し時代が古いα9でもピッタリ合いました。同じくらいの時代のチルトモニター式のソニーのαだったら、このシェードが使えるとおもいますよ。(たぶん、、)
あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓

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【追記】 3回も設計変更して作ったものだから、かなり出来がいいのは間違いなし!
カテゴリー: ソニー α9 & α7 & α7R & α7R II & α7R IV & RX0 | コメントする

T-REXくんを本気で撮ってみたよ(完成プロセスを見る記事)


写真クリックで拡大! さらに大きい絵をみたければ、→コチラ!(新しいウィンドウが開きます)
羽毛T-REXくんの模型を、ちょっと本気出して撮ってみました。
最初は「美しキット」のトップ1灯だけと考えていたのですが、いつものことですが、やってるうちにエスカレートしてきちまいまして、ようやく完成したのがこの写真となります。
結局ライティングは、キットの「50cmソフトボックス」を3つ使い、トップと両サイドの囲い込みの配置となりました。両サイドの光源は、調光ができる「高演色LED電球Sh50Pro-V」を使用しており、目視で確認しながら、減光調整をしています。(いい感じになるように)
ここからは、完成までの追い込み方を少しお見せしましょう。
まずは、3灯の囲いライトで撮ったら「未完成写真①」になりました。
テーブルの黒布が見えてイヤなので、RAW現像時に部分的に「焼き込み」をおこない布を見えなくしました。→「未完成写真②」
「未完成写真②」の背景は、暗くなりすぎて「黒ベタ」にしか見えないので、
パーテーションベタ付きの「背景パネル」(グレーのまだら背景パネル、漆喰塗り)を少し手前に移動、
わずかに、まだらが見えるギリギリの繊細な黒背景にしました。「未完成写真③」(クリックして大きく見ないと、微妙すぎてわからないかも..モニタの輝度も高めにね)

でまぁ、かなり、いろいろ調整して、これでいい!ってところまで整いましたら、
大切な最後の仕上げをします。

一度、T-REXくんをどかして、お隣の玄関のドアストッパーに使っている「溶岩石」にキリフキで水をたっぷりかけます。(ほんとはバケツに水張って、しばらく浸けておくよいうにしたかったのだが、位置を動かしたくなかったので、やむなくキリフキ..)
溶岩石が水浸しになったら、T-REXくんを元の位置に戻して、ようやく完成!!
土台が黒く、苔が瑞々しくなったでしょ? 苔が生えてる石に、水をかけないって手はありませんから。(石は水攻め有効)

この1カットに費やした時間は、1時間半くらいだったかな。。丁寧な撮影だと、これくらいかかちゃうことはフツーですかね。。

で、拝借していたお隣の「溶岩石」は、撮影後、こっそり元の場所に戻しておきましたとさ。。

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

すみません。。現在 ↑ の在庫がないので、替わりに ↓ を使ってください。。

 22cm横棒(撮影照明キットオプション)

039|高演色LED電球
Sh50Pro-V(調光タイプ)

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カテゴリー: LEDライト機材, プロ用LED照明機材, 商品撮影初心者向けLED | コメントする

光源が小さければ小さいほど、影はクッキリします


本ブログでは、影をなるべく柔らかくすることをお伝えしています。でも、今回はその逆、「なるべくクッキリした影をだす」ことについて考えたいとおもいます。

影はどうやったらクッキリするのでしょうか? その答えは、面光源とは逆の「点光源」にすることです。なるほど、面光源は大きければ大きほど、影が柔らかくなりますもんねー。つまり、光源が小さければ小さいほど、影がクッキリ します。ちなみに小さい光源は、「点光源」と呼ばれます。

まずは、大型ストロボの発光菅(チューブ)の形の種類で考えてみましょう。

ストロボヘッドの発光菅の種類は大きくわけて「O型」と「U型」があります。
現在主流なのは「O型チューブ」。コメットやプロペット、プロフォトなどがこの型です。一方の「U型チューブ」は、「バルカー」「トーマス」といった昔のストロボに採用されていました。

この2つでは、点光源に近い(発光面積が小さい)のはどちらでしょう? って、まぁ、一目瞭然で「U型」の圧勝です。つまり、この場合「U型」の方が、影をクッキリ出すことができるということ。このU字チューブは「できるだけ小さい光源へ」という目的から開発されたとおもいます。(点光源を面光源へ広げることはできても、その逆はできない)

この理由から、私は昔から「プロフォト」のストロボが好きにはなれませんでした。(いろんな面でバルカーの方が優れてると、今でも思っている)※ところで、今でも「U型」使っているストロボって売ってるのかな?

ストロボの話はさておき、次に「高演色LED電球 Sh50Pro」を使って「光源は小さいほど影クッキリ」論を確かめていきましょう。
まずは、通常の状態「標準乳白ディフュザー」と「インナーディフュザー」がついた状態、「標準ディフュザー」を外した状態、「標準ディフュザー」「インナーディフューザー」を外した状態、それぞれの写真を撮って、影の様子を見比べてみます。

上から光源が大きい順。「標準DF+インナーDF」は電球全体が発光しています。影を出す被写体はT-REXの模型。その影は、短い手が全く見えません。次に大きい「インナーDFのみ」では、手の出っ張りが影となりました。さらに「DFなし」は、手の影がかなりクッキリ。

このように、光源が「点」に近いほど影がクッキリ現れるのです。
追加情報として、影を出させる被写体から光源が遠ければ遠いほど影がクッキリとします。そりゃまぁそのはず、被写体から光源が離れるほど、相対的に光源が小さく見えますもんね。ちなみに今回比較写真の「被写体-光源」の距離は60cm。ここから離すとさらにクッキリし、近寄せるとボケてきます。

ただ、LED電球ならではの注意点。被写体に近寄せると影がモザイク状に分かれてしまいます。
残念ながら、これはストロボなどの「純単一光源」と異なり、これは「複数の発光体の集合体」なので、DFなしだとどうしても「モザイク影」がでてしまいます。被写体に寄せると、先の写真のように、特にかなりモザイクが目立ちます。

とはいえ、Sh50ProのLED素子の配置をみると、なるべく中心に集まっていますよね? なるべく点光源という意識があるからこの配置となっているわけです。(その考えがなきゃぁ、全体に広げるほうが作りやすいでしょ?)
プロ好みのバルカーやトーマスのように「なるべく点光源に」という撮影者の高い要求に応じたのが、撮影のために開発されたこのLED電球というわけです。そんじょそこらのLED電球とは開発思想が全く違うということをご理解いただけたでしょうか!?

とにかく影をクッキリさせるのは「小さい点光源」というお話でした。。

※例外的に、舞台で使う「レンズがついた照明(スポットライト)」も距離さえ合えば、クッキリ影がそれなりにでます。だた、レンズを通す分かなりの出力(光量)が必要になりますし、デカいし重いし高いし、です。。。

が、、、、(少し話を続けます..)

本当の話をします。究極の点光源、それは「太陽」。晴天の太陽ほど、シャープなクッキリ影をでるものはありません。想像もできないほど離れている点光源で、地球に到達する頃には「完全平行光」となるから「シャープなクッキリ影」ができるのです。どんなライトも太陽には叶うはずのないこともご理解くださいませ。

039|高演色LED電球
Sh50Pro-V(調光タイプ) & Sh50Pro-S

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