えー、今日もまた昨日の現場戻ってきました。α9の「アンチディストーションシャッター」は、動画では効かないというコメントを受け、今日は「写真撮影」で試してみることにしました。(動画はやはり、REDみたくグローバルシャッターが必要なのかな…)
昨日の機材と全く同じ、SONYα9とα7R2と400mm(ライカ テリート)を用意。
これまた、昨日と同じ。左(目黒)→右(恵比寿)に走行する「湘南新宿ライン(だとおもう..)」を、写真で撮影することにします。
まずは、SS1/8000秒のメカシャッター(フォーカルプレーン)で撮ることにしましょう。。「先幕電子シャッター」を使わずに、先幕・後幕ともに物理シャッターを動かします。
本来、垂直であるべき線(電車を真横から撮影)が、α9、α7R2ともに、ナナメにムニュと曲がってますね。ただ、α9のほうが、歪みが少なくなっているようです。
では、気になるα9の「電子シャッター」を使ってみることにしましょう。同じく、SSは1/8000秒。さて、どーなるか?
むむ。。どーみても、斜めってますよね。。
電車の速度は推定時速100km程。。錦織圭選手のサーブより、遥かに遅いんですけど…。
ま、電子シャッターで、フォーカルプレーン並に撮れることがスゴいんですけど、、完全に歪まないってわけではないようです。。
「アンチディストーション」とは言っていない、α7R2のフツーの電子シャッターだと….。
縦のものが、横に近くなっており、もはや、絵になってません!(フツーの電子シャッターだと、こんなもん)
ということは、α9はかなり頑張ってるとも言えます。
次に、超高速な1/32000秒の電子シャッターではどうなるでしょうか?
ナナメっているものの、時速100kmで走る電車の中の音楽を聞いている人が止まって写りました!(400mmで至近距離ですよ..)
※撮影データ:ISO25600 F8
ここで、ふと、ある疑問が・・・・・・・
1/8000秒と1/32000秒、ナナメり方に差が無いように見えるのですが…..。
フツーは、高速シャッターの方が歪むはずなんですけど、これは、どーして??
で、もう一つ「大きな謎」が発覚しまして….。
メカシャッターで、「電子先幕:入(つまり後幕だけ物理シャッター)」にしちゃうと、1/8000秒〜1/2000秒程で「幕切れ」を起こしちゃうんですよね。しかも、望遠レンズを使う時だけ(Nikon200mm・LEICA90mmでも幕切れしました)。この現象は、α9だけではなく、α7R2でも発現しました。
だれか、この現象を説明できる人いますか?(ど~して、望遠レンズだけ発現するの??)
多くの謎を残しましたが、
営利目的のブログなんで、今回使ったマウントアダプターを晒して、今日は終わります。
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電子先幕シャッターは後幕が機械で電子先幕(センサーぎりぎりに走る)と物理後幕(センサーから離れて走る)の間正確に光を通すためメーカはここのレンズに会わせて設定をチューニングしているので、社外品では通常使えないです。
レンズによってテレセントリック性が異なるので先幕をどう通したらいいのかわからないためです。
詳しい解説ありがとうございます。難しい話なので、全部を理解することはできませんが、なんとなく理解しました。