今、ライカ-Rレンズが熱い!Nikon-Fマウントに改造できちゃうけど、広角はやらないでねー!




えー、上の写真先のブログでチラ見せしました、
私の「フルライカレンズ+ニコンボディーシステム」ですが、
軸となるのはライカ-Rレンズです。

このライカ-Rレンズは、Leicaレンズとしては、比較的にお安く手に入れることができるのが大きなメリット!(もちろん中古ですけどね・・)

キヤノンの人はライカ-Rレンズをつけたい場合、「ライカ-R ー EOSマウントアダプター★」で、改造無しに簡単につきます。※広角レンズは除く(勿論、マニュアルフォーカス・マニュアル絞り)
★近日、取扱い予定アリ!まだありませんけど・・

で、ニコンの人はというと・・、
ライカ-R(47.15mm)とNikon-F(46.5mm)のフランジバック※の差は、
わずか0.65mm!!
さすがにマウントアダプターは物理的に造れっこないでしょう。

※フランジバックのことは、↓この記事内に書かれています。
過去記事:Leicaレンズの魔力に嵌れ、レンズ実用主義。フルサイズマウントアダプター

ニコンのボディーでも、どうしてもライカ玉を使いたいよー、と誰かが思って、あみ出されたのがマウント自体を付け替えちゃおう!という強引ともいえる発想!
そんな感じで「Leica R LENS ⇒ Nikon Fマウント(改造パーツ)」ができたのです。(・・・たぶん)
過去記事:ライカRレンズをニコンで使いた〜い!【改造完全ガイド】

弊社商品「Leica R LENS ⇒ Nikon Fマウント(改造パーツ)」を使ってウチのRレンズを全部ニコンマウントにしちゃったってわけなんです。

トップの写真は左から、
①ELMARIT-R 24mm(エルマリート-R 35mm)
②SUMMICRON-R 35mm(ズミクロン-R 35mm)
③SUMMICRON-R 50mm(ズミクロン-R 50mm)
④SUMMICRON-R 90mm(ズミクロン-R 90mm)

ここで、大切な注意があります!

今回、新しくエルマリート-R 24mmが、私の機材の仲間入りしたのですが、
皆さんは、この改造は絶対しないようにしてください!!!
高価なライカレンズやカメラを壊してしまいますから・・・・。




広角レンズを、他メーカーの一眼レフにつけるときには、この後玉がミラーにあたる可能性があります。
そして、一般的に広角レンズになるほど、レンズの後玉が出てきます。

で、上は、ズミクロン35mmと比較した写真です。

35mmは、レンズガードが出っぱってはいますが、その話は後ほど、、(ズミクロン35mmはニコンのD3では使える)

エルマリート24mmは、レンズの後玉そのものが出っぱっています。
最初、マウントを改造しただけで、ニコンD3に装着してみると、
無限大(∞)にする前(3m辺り)から、ミラーに当たって、シャッタが切れませんでした。



ということで、
大切なライカレンズにヤスリを入れて削らなければならなくなりました。。。。。。
24mmということで、覚悟はしていたんですけど、本当に削るとなると・・・・・・。

(もう一度言います。絶対真似しないように・・・)

まぁ、思い切ってやったわけなんですけど、
そこぞこを削って気がついたことがあります。
35mmの後玉レンズガードは、結構出っぱってるにも関わらず、ミラーにあたりません。
よくよく見ると、手持ち全てのRレンズはカメラの下側にレンズガードがくるように配置されています。



上の図は一眼レフを横からみた構造図です。
ミラーの動きはしゃくり上げ方式が多いので、
実際は、こんな単純ではありませんが、概念としてはだいたいこんな感じです。

よくよく考えてみると、当たり前の話なんですが、
実際やってみないと、分からないことって多いですよね。
削るんだったら、レンズ後玉の上部だったんですよね〜。。(後の祭り・・・;;;)

まぁ、このように汚い仕上がりになっちまったのですが、
なんとか、ニコンD3(フルサイズ)につくようになりました!
(わーい!ライカの広角ができたので、大抵の仕事は全部ライカで、仕事できちゃう、、、ニッコールさんゴメンナサイ・・・・・・)
※削りあとの銀の部分は、近々内面反射塗料を塗ろうと思ってます。



あ、でも、レンズを壊すかどうか、ギリギリなので、
どうか良い子の皆さんは、
エルマリート-R24mmの改造は絶対真似をしないようにしてください!!

ここでキヤノンの方に情報です。
このエルマリート-R24mmは、マウントアダプターでEOS5DMarkII(フルサイズEOS)につけても、ミラーが当たって使えないことが判明しました!削ってもおそらく無理です。

フランジバックが短い(ミラーボックスが狭い)EOSでは、
他社広角レンズがミラーに当たることがおおいようです。
ミラーの小さいAPS-Cだと、いける場合もありそうですが、
いずれにしても注意が必要です。(カメラを壊しかねないですからね〜)




何故、今日はこの話題をしたか・・なんですが、、、

しばらく切らしていた「Leica R LENS ⇒ Nikon Fマウント(改造パーツ)」が再入荷しました!
今なら在庫あります〜。

ちなみにコレ、今まで仕事で複数使っていて、何にも問題ないですよ〜。
ニコンのボディーにガタなくつきますしね・・。

ライカレンズをどーしてもニコンにつけたい人で、それなりの覚悟がある人は、
お早めにポチってくださいね。

※その場合、必ず↓を熟読してください。
過去記事:ライカRレンズをニコンで使いた〜い!【改造完全ガイド】

クドいようですが、最後に繰り返して言わさせていただきます。
エルマリート-R24mmの改造は絶対真似をしないように!

え?エルマリートの28mmはどーなんだって?
答えは・・・・・・・・・
やったこと無いから、わかりません〜・・・。

※くれぐれも全部、自己責任でお願いしまーす!

切なさが写るライカレンズを使いた〜い!
“Leica R LENS ⇒ Nikon Fマウント(改造パーツ)”売場(直)




 

カテゴリー: 悪魔の輪っか、魅惑のマウントアダプター, カメラがニコン用, プロの愛用機材(取扱い無しも含む), ライカレンズ パーマリンク

5 Responses to 今、ライカ-Rレンズが熱い!Nikon-Fマウントに改造できちゃうけど、広角はやらないでねー!

  1. 山田 のコメント:

    参考になりました・・最高です・・

  2. inaina のコメント:

    ライカRの24mmレンズをキャノンの5DⅡに取り付けて、ミラーがあたるので、ずっと諦めていましたが、他のレンズが非常にいいので、やっぱり24mmを使いたいと思って、調べているうちに貴殿のブログに行き着きました。

    貴殿のご経験だと、レンズ後部を削ってもだめのようなんですね。ライカRをFマウントにして、FマウントのアダプターでEos用に再度アダプターをつけて、5DⅡに取り付けるという方法をちょっと思ったのですが、削るよりもリスクが少ないのですが、こうゆう使い方はどうなんでしょうか?

     もし、ご存知であったら、ご教授ください。

    • 中居 中也 のコメント:

      いずれにしても後玉が突き出る量は変わらないので、無理っぽいとおもいます。エルマリート24mmは5Dmark3では、削れば使えるようなのですが、、、

  3. 田中直幸 のコメント:

     何回か購入し使用しています。
    ズミルックスに対応できますか。
    特に、購入を考えているズミルックスR50mm 1.4に使用できますか。?
    ご返答お願いします。

    • 中居 中也 のコメント:

      ズミルックス50をつけたお客様はいました。が、ズミルックスは後玉が出ていたとおもいますので、ミラーに当たる可能性が無くも無いとおもいますので、後玉レンズガードを削ることも覚悟の上のほうがいいとおもいます。(確かズミルックス35は当たるとききます)

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