晴天窓際で撮る料理写真の「ホワイトバランス設定」は!?


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とある大きな窓のあるレストランで撮りました。窓際のテーブルには直射日光が入らず、その日は、晴天で青空でした。

ちなみにホワイトバランス(以降WB)の設定は「晴天(デーライト)」です。

この写真だけ見ていると、これはこれで良さそうですが、次の写真をご覧ください。









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WB設定を「晴天日陰」に変えてみました。比較する写真があって、トップの写真が青かったことが初めて気が付きます。そーなんです、ココは「晴天日陰」とあたる場所なんです。(WB設定はごもっとも・・・)特に料理の写真は、青すぎると美味しそうに見えませんよね。WBの設定をうまく使い分けるだけで、写真の品質がグッと上がるとおもいます。仮に天気が「曇り空(青空がない状態)」なら、WB設定は「曇天」に合わせると良いでしょう。








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WBを曇天にしてもかなりいい線までいきますが、もう少しプロ的に掘り下げてみましょう。

実は、今までお見せしてきた写真は、Nikon D200(古っ!)のRAWで撮って、RAW現像ソフト、CaptureOne Pro8.3.2で、WB設定を替えて書きだしたものです。(WB設定を替えてjpgで撮っても、おおよそ、同じ結果になります)


3枚めの写真は、現像時に「スポイトマーク」の所で、白(グレー)を抜いて、プリセット状態(スポイトでクリックしたところのグレーバランスが合う仕組み)にしたものです。2枚目と3枚めを比べると、3枚めのほうが美味しそうに見えませんか?WBの微妙な狂い(グリーンとシアンが多い)を修正したので、特に「赤色系」「黄色系」が鮮やか見えるようになりました。(彩度の調整はなし)








PS-raw_600px

Photoshop等の等のAdobe系ソフトで開くときに「ホワイトバランスツール(スポイト)」同じことができます。(RAW撮影の場合)









【 オマケ 】
jpgで撮影した写真でも、PhotoshopでWBをある程度修正したすることができます。以下の記事を熟読ください。
【 Photoshop小技!】ホワイトバランスが狂っている商品写真(白背景)を一発でなおす方法



【 教 材 】
上記の方法を使うと、これくらいは修正できます。一枚目の青い写真をクリックすると、大きい写真が表示されますので、それをDLして練習してください。

5195K_org
一枚目の写真

5195K_Retuch
上の写真を「トーンカーブ」で修正(トーンカーブ、プリセットをR=185 G=185 B=185に設定)







とは言え、正確なWBが必要な写真は「JPG撮影」時は、WBがなるべく合っているのに越したことがありません。撮影時に、環境にあった「WB設定」を心がけるようにしたいものです。

※RAW撮影の場合は「撮影時に間違ったWB設定」をしても、RAW現像時に「WB設定」を決められる(変えられる)ので、あまり気にしなくても良いのです。(だから、プロはRAWを使うんだね・・・)








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