中居中也の20年前のブック（モノクロ写真作品）

私は20年ほど前（1994年頃？）、よく作品撮りなるものをしておりまして、それをA5ファイルにまとめたものがみつかりましたので、それを複写してお見せしようとおもいます。


この頃、私はライカ-Rとペンタ67を使っておりまして、本日お見せするものは、ライカ-Rで撮影されたものです。レンズはズミクロン-R50mm（E55）、この頃は正しい組み合わせで使っておりましたな。フィルムはKodakトライXをISO200で使用。現像はKodak HC-110を7倍希釈（←これまだあるのかな？）印画紙は確かオリエンタルのバライタ紙、シーガル２号（イルフォードよりシーガルのほうが好きだったなぁ・・）伸ばしレンズはMINOLTA製の50mm。現像後に、セラニュームトナー（← 今では毒物扱いだろうなぁ）を薄めてトーニングを施しております。


難しい話はこれくらいにしまして、昔の写真を強制的にみていただきましょう。

※作品をクリックすると、大きな絵がご覧いただけます。



今だったら後で簡単に写真のレイアウトができるのですが、余白や裁ち落としのことを考えてプリントするなんて、今考えると気が遠くなるようなことを一生懸命やってたんですね。。しかも、バライタ紙は乾いたら濃度がかわるので、翌日、もう一度やり直しなんてことはいつものことでしたし、、、写真はずいぶん簡単になったものです・・・。


しかし、このトライXのつぶつぶ感と、バライタの鮮明感は、やっぱいいですね（細かい粒子は好みでは無い。だからTri-XとHC-110）。何より『写真』って感じがしますしね。銀塩で使うズミクロンもなんだかいーもんなぁ。。。また、暗室やりたくなってきたなぁ・・・。（ニューヨークで買ってきた、サンダースのイーゼルと、バライタのフラットニングに必要なクソ重たいSEALのドライマウントプレス機はまだとってあるし、頑張ればできるかも・・・・・・・・・でも、頑張れないかぁ・・・・）

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