ここで光の色について検証してみます。
この商品の色温度はメーカーの発表の数値は、
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HDV-Z96 5600K
DV-112T 5800~6000K
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となっています。
あれ?どう見てもZ96の方が青い光に見えるですが、
カタログでは逆ですね・・・。
そこでカラーメータで計ってみました。
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HDV-Z96 約6000K
DV-112T 約5700K
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(※カラーメータは個体差があり、正確ではない可能性が高い)
肉眼に近い結果がでました。下記の実写データをご覧ください。

HDV-Z96
NikonD3「WB=太陽光」に設定。左が撮ったままの写真です。右はPhtoshopでグレーバランスのみ調整した写真です。
撮ったままは、やや青いですよね。

DV-112T
こちらの方がやや黄色く見えます(ややG傾向)しかし、グレーバランスを整えてみると発色自体は悪くないようです。
比較のため、仕事で愛用のバッテリーストロボ「DLCD2.0」でも、同じように撮ってみました。
※バウンスやディフーズせずに直当て

ストロボの「グレーバランス調整後」の写真が実際の色に一番近いので、これを基準にして、比較してください。↑↑
特に注目して欲しいのが、グレーバランス調整後の肌色チャートです。
人物を撮るときには、ここが重要になってきます。
ストロボに発色性能はかなわないにしろ、
フィルムと違い、ホワイトバランス調整ができるので、工夫次第では十分実用レベルだと思いますよ。






