【写真集の写真集「町口覚 一〇〇〇」の宣伝】これみると写真がちょっと上手になるかも・・。


Match_0003


昨日の夜、写真・写真集マニアのアートディレクター町口覚(まちぐちさとし)氏から電話があり、何やら私に相談ごとがあるらしく「町口兄弟の悩みを聞いてくれ」とのこと。いつがいいと聞かれたので、「今日、今からでもいいよ」と答えると、30分ほどで白金台弊社にきました。


飲みながら話をしようということになり、目黒の居酒屋さんに移動。んで、開口一番「中居さんにあげる」と一冊の暴力的に分厚い本を差し出され、なるほどなるほど、1000ページなのね・・・。Match(町口氏のことをそう呼んでいる・・)が全く好きそうな感じ・・・。


Match_0002


よくよく考えると、Matchは人の作品の写真集はいっぱい作っているけど、本人著ってのは、今まで作ってなかったんだね。んで、この「町口覚 一〇〇〇」は町口家にある写真集をMatch弟の町口景(まちぐちひかり)が、EOS kissでひたすら複写しまくったものらしい。ちなみに景(ひかり)ちゃんもカメラマンではなくデザイナー。(町口家はお父様もグラフィックデザイナー)


つまり、この本は「写真集の写真集」という位置づけになるらしい。1000ページもある文庫本というものは、それだけでも物体として存在感が半端無い。分厚すぎて読みにくいものですが・・・。内容はというと、なるほどなるほど、景ちゃんが寄ったり引いたりする複写は、なかなか面白いかも。




本をいただいたので、ちょっと宣伝用に動画を作ってみました。「写真集の写真集」をペラペラとテキトーにページをめくっているだけ動画です。雰囲気は伝わるのでは・・・?最後にちょっとだけ、動く町口覚氏が映り込んでおりますので最後まで観てね。


Match_0001


んで、肝心の相談事というのは、Matchは何やら企てておるようでして、、その技術的裏付けのお話をしました。この絵はMatchが考えてるイメージ図の一部。(本人画)


詳しくはまだお伝えできませんが、町口さん近々面白いことをしでかしてくれそうですよ。。




話は戻りますが、この写真集、1956年の濱谷浩の「雪国」から始まり、ウイリアム・クライン「NEW YORK」、石元泰博「ある日ある所」、ロバート・フランク「THE AMERICANS」、川田喜久治「地図」、東松照明「日本」、森山大道「にっぽん劇場写真帖」、中平卓馬「来るべき言葉のために」等々まだまだ多数、、大森克己「すべては初めて起こる(2011)」まで、年代順に掲載されています。


写真集マニアの町口覚氏が選んでいるんですから、これはかなり写真のお勉強にもなる一冊ではないかと、、


先ほど気がつきましたが、以前町口氏が企画した「40+1 PHOTOGRAPHERS PIN-UP」に私も参加しており、この本にもチョットだけ私の写真が載っていました。(まじ、すっかり忘れていた・・・)

よかったら買ってあげてね・・・。ベンキョーになるし、損はないとおもいますよ・・。



一〇〇〇本書店 – Powered by BCCKS – ブックス

関連記事:panproduct.(パンプロダクト)ロゴの秘密&幻のプリクラ写真集







【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・

facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: いい写真が撮りたい人へ、, プロカメラマンに役立つ話。 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください