白背景で白い被写体を輝かせる秘技中の秘技!



白ケント紙を背景に白いカップを撮ってみました。(A)


ライティングは、いつものキットを使ってトップライトを組んだもの。
ややフロントからかな。

さてさて、ここからがレベルの高い「へぇーーー」な話が始まります。
次の写真Bをごらんください。


これな、白いカップが輝いたでしょ?

特筆すべきことは、
実はこれ、Aと ライティングが全く同じ ってこと!




ただね、一つだけ変えたものがあります。プラス、露出値をちょっと明るく しました。
単純に露出を明るくしただけじゃ、こーはならないことはわかるよね?

さて、どーやったのか?何を変えたのか??
これは、プロでもわからない人多いと思われる難問題でぇ、
超技巧派のテクを使っているわけなのよぉ。

どーやったか、教えてほしい??
すぐ答えを教えると勉強にならないから、
↓ これでも押して、少しは考えようね。


正解は、
背景紙を薄グレーケント紙に替えた でしたぁー!
ゲ!手品のギミックみたいな答え。。

説明しよう。
薄グレーを白背景にするには、露出を明るく調整するよねぇ。明るくするとカップがより白くなるわけ。でも薄グレーと白カップの濃度差はあるあけだから、輪郭が消えることなく、背景より明るいカップが浮き立つってことなんだ。(あと、カップ外側は、床のグレーが写り込んでいることも関係している)


白背景だと白カップの濃度差がない。けど、薄グレー背景だと濃度差が生まれる。(カップの方が明るい)
相対的な対比による”錯視効果”も相まって、より輝かせて見せてる とも思います。


フィルムのモノクロ撮影からやってたプロだったら簡単に答えられたかもしれません。とはいえ、かなりの難問だから、正解がわかった人はプロ中のプロと勝手に認定しちゃいます。(えらそーだなぁ..)

正解を知ってしまった皆さん、
お友達にこの問題出して、悩まして遊ぶのも一興かもしれません。。
(答えを知ってる優越感を得て楽しめる)



 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

ライトグレーケント紙NO.3 10入(ヨドバシカメラ)


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