「つっぱり棒」でやりたいことで最初に思いつくのは、「水平つっぱり」をして、トップライトを作ることではないでしょうか。
ただ、コレには少々問題がございまして、、、
例えば、強力なクランプである「鷹爪クランプ」を使うとします。このクランプで丸パイプを挟むと、そう簡単にはパイプは回りません。
「つっぱり棒」と「クランプ」はちゃんと固定されていましたが、
軸である「つっぱり棒」自体が回ってしまったのです!
実はどれだけキツく「つっぱり棒」を締め込んでも、水平でつっぱっている限り、この現象は避けられません。
ただ、今回の機材の「ソフトボックス」では、重心がある光源面が下になるような吊り下がる状態では「トップライト」として使えます。(重心を考えて、首を調整すれば真下に向く)
しかし、バウンス光のアンブレラを使った場合、傘が吊り下がる状態になり、上向きライトしか作れなくなります。モノブロックストロボで、このような経験をした方多いのではないでしょうか?
「水平つっぱり」では、照明機材を吊り下げることしかできない ということを覚えておきましょう。(2本の水平棒で、トレペやディフュザーを渡して、天井DFを作ることは可能)
結論をいいますと、回り軸に重力の影響を受けないので「垂直つっぱり」は強いです。
直接照明機材を装着するだけなら、問題なく固定状態を保持できます。
次に、垂直つっぱりに負荷をかけてみます。
クランプに「棒 Bo30-50cm♂♀」を付けて水平方向に突き出しても、安定した「トップライト」になります。(この方法はライトスタンドで棒を突き出すよりも安定する)
【まとめ】
・つっぱり棒の「水平使い」では、重力の影響で固定できないこともある。
・「垂直使い」は、かなり強い!工夫で色々使える。
以上のこのことさえ頭に入れとけば、「つっぱり棒」の能力を最大限に活かせることだとおもいます。
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16mm♂♀ダボ付 






