金蒔絵漆器の豆皿の真ふかん写真(プロテクの詳細な解説)



金蒔絵漆器の豆皿を真ふかんで本気で撮ってみました。伝統的な日本の工芸品に合わせた和な演出をしています。(ノートリミング写真)

今日は、この撮影で使ったセッティングの細やかなプロテクを解説しましょう。


「三脚用せり出し棒」を使って、カメラを真俯瞰位置に固定配置。奥側に立てられた「美しい光の撮影照明キット」で被写体を照射。金蒔絵を光らせるため、かなりカメラよりに照明を配置。
※せり出し棒は「製造中止」になったため、現在庫限りで終了deth!


ソフトボックスのディフュザーを「障子紙」に変更。この「障子紙DF」は、「和テイスト」の演出に効果あり。
(陶磁器・漆器などにはベストマッチ!)


光の逆側に「レフ板」を入れると、レフの形通りの映りができてしまう為、本番では不使用。漆器や陶磁器では「レフ板」が使えないことが多い。


立体感を演出するため「5mm」のかさ上げを施し、少しだけ影を大きくした。やりすぎると、実際より被写体の厚みが違って見えるため注意が必要!(ほんの少しだけ..を心がけよう)
なお、このかさ上げは、背景紙へのピンを甘くさせる効果も兼ねる。


渋い色紙の上に、模様が透ける和紙を重ねたものを背景にした。
これだけのことだが、背景に深みを持たせる効果がある(と思う)※実際は重ねる色をチョイスするのに、かなりの時間悩んでいる。

こーして、やっていることを聞くと、大したことないように思えるかもしれませんが、一つ一つを丁寧に時間をかけて調整して追い込んで完成度を高めました。特に、被写体と背景紙の位置の調整に手こずっています。この手の写真は、「美しい配置」がすべて ですからね。(構図確認とブツ位置調整を一人でやるから時間がかかってしまいます… )

ブツ位置調整してくれるアシスタントに「髪の毛3本分、反時計回し。あ、行き過ぎた。髪の毛1本時計に戻して」とか、細かい指示をする立場になりたいです。。(昔は指示される立場でした。。カメラマンになったら指示できる未来があるとおもっていたのになぁ…)

 製造中止にともない在庫限りで終了 三脚用せり出し棒


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