「よく写るレンズ」とは、なんなのか? 分かっているようで、はっきりとは分かってない人がほとんどでしょう。
私が考える 「良く写るレンズ」とは、「高解像」「高諧調」を兼ね備えたレンズではないかとおもいます。
「高解像」とは、誤魔化しなくしっかり写ることで、「高諧調」とは、黒から白のグラデーションが「トーンジャンプ」を起こさず、広くなだらかに表現できるってことです。一般的に「硬い」とされているレンズは「高諧調」ではないわけです。
それに加えて、少し抽象的に聞こえるかもしれませんが、「人の目に優しい写真」が撮れるレンズというのも重要かもしれません。「高諧調」ではないレンズで撮った写真は「目に当たる」感じがします。小さな印刷物でも、目に当たることがありますもんね。(あれはアンシャープマスクのかけ過ぎかな?)
私が考える 「良く写るレンズ」とは、「高解像」「高諧調」を兼ね備えたレンズではないかとおもいます。
「高解像」とは、誤魔化しなくしっかり写ることで、「高諧調」とは、黒から白のグラデーションが「トーンジャンプ」を起こさず、広くなだらかに表現できるってことです。一般的に「硬い」とされているレンズは「高諧調」ではないわけです。
それに加えて、少し抽象的に聞こえるかもしれませんが、「人の目に優しい写真」が撮れるレンズというのも重要かもしれません。「高諧調」ではないレンズで撮った写真は「目に当たる」感じがします。小さな印刷物でも、目に当たることがありますもんね。(あれはアンシャープマスクのかけ過ぎかな?)
ここまで「何言ってんのかわからない」という人のために、
ここからは、もう少しわかりやすく説明しますね。
TOP写真のレンズは、「カールツァイス ディスタゴン F 50mm f/2.8(以降、ツァイス50mmと明記)」というレンズです。フォーカルプレーンシャッターのハッセル(2000FC)のために、最高の描写を目指して本気を出して名門カールツァイス社が作った、特別中の特別なハッセル用レンズです。
私は、このレンズほど良く写るレンズを他に知りません。(もう一本、同じFシリーズの「プラナー F 110mmF2」というもの同様に良く写ります)
ツァイス50mmが、良く写ることを分かっていただくために、「ライカ ズミクロン-R50mm(以降、ライカ50mmと明記)」と比較してみましょう。
※ツァイス50mmを除いては、このライカ50mmも良く写るレンズの部類ので比較の相手にするのは忍びないです。当初、Nikkorの50mmで比較しようとおもいましたが、故障のためか所有の50mmの写りが酷すぎるため、Nikon様の名誉のために、ズミクロン50mmにしました。
昨日の記事で使った、「せり出し棒」と「美しキット」がそのままだったので、
真ふかんで「解像がチェックできるチャート」を撮り比べてみました。(楽させていただきました)
ライカ50mmの撮影最短距離である「50cm」に合わせて、カメラを固定。 絞り値は最高に解像するであろう「F8.0」に合わせます。
で、レンズだけ取り替えて、撮り比べ、という流れです。
真ふかんで「解像がチェックできるチャート」を撮り比べてみました。(楽させていただきました)
ライカ50mmの撮影最短距離である「50cm」に合わせて、カメラを固定。 絞り値は最高に解像するであろう「F8.0」に合わせます。
で、レンズだけ取り替えて、撮り比べ、という流れです。
いずれも、フルサイズカメラのノートリミングの写真(明るさだけ合わせたスルーRAW現像)。同じ50mmなのに、ずいぶん画角が違うのは、ツァイス50mmは近接撮影をすると、画角が狭くなってしまう仕様だからです。(それに重みで1cm弱、下に撓んだのも一因かも..)
少々拡大率が違ってしまいますが、それを差し引いても違いが分かりますから、大目にみてやってください。
それでは、撮影カメラ「SONYα7R4」のでっかい「6200万画素」のデータから、「幅300px」でトリミングして、ライカ、ツァイスを並べてみましょう。つまり、ピクセル等倍の100%表示ってことです。
それでは、衝撃の結果をご覧ください。
少々拡大率が違ってしまいますが、それを差し引いても違いが分かりますから、大目にみてやってください。
それでは、撮影カメラ「SONYα7R4」のでっかい「6200万画素」のデータから、「幅300px」でトリミングして、ライカ、ツァイスを並べてみましょう。つまり、ピクセル等倍の100%表示ってことです。
それでは、衝撃の結果をご覧ください。
百聞は一見に如かず。とは、まさにこのことでしょう。
とにかく「良く写る」という意味が、分かりましたよね? より多くの情報を光学的に収集できる「ファイン」なレンズが「良く写るレンズ」ってことではないでしょうかね。
ボケが良いレンズ、味のある描写、を否定するつもりはありませんが、やはり、「良く写る」「ちゃんと見える」ってことが、写真や映像の「基本的欲求」であることは間違いありません。
ちなみに現代のレンズでこの比較したことはありませんが(持ってませんので..)、今のレンズはオートフォーカスを無視することができない設計(機能性重視)なので、このツァイス50mmの描写(良く写る)叶うわけがないとおもいます。(←たぶん、合ってるはず)
こんなにデカくて重くて暗くて(開放値F2.8)、そのうえ、無駄にイメージサークルがむちゃくちゃ広い非効率の塊のようなレンズを、現代に作るとはおもえませんし、この先も生まれてこないでしょう。
ただ、見ようによっては、ほんの少しの「写りの差」。 この事実を追うか、スルーするかは個人の自由です。各自ご判断ください。
※まるでライカ50mmが「全然ちゃんと写ってない」みたいに思えますが、実はツァイス50mmが凄すぎるだけなのです。そこんとこお間違いなく。そもそも、100%表示でこんなクッキリって普通はありえない。
とにかく「良く写る」という意味が、分かりましたよね? より多くの情報を光学的に収集できる「ファイン」なレンズが「良く写るレンズ」ってことではないでしょうかね。
ボケが良いレンズ、味のある描写、を否定するつもりはありませんが、やはり、「良く写る」「ちゃんと見える」ってことが、写真や映像の「基本的欲求」であることは間違いありません。
ちなみに現代のレンズでこの比較したことはありませんが(持ってませんので..)、今のレンズはオートフォーカスを無視することができない設計(機能性重視)なので、このツァイス50mmの描写(良く写る)叶うわけがないとおもいます。(←たぶん、合ってるはず)
こんなにデカくて重くて暗くて(開放値F2.8)、そのうえ、無駄にイメージサークルがむちゃくちゃ広い非効率の塊のようなレンズを、現代に作るとはおもえませんし、この先も生まれてこないでしょう。
ただ、見ようによっては、ほんの少しの「写りの差」。 この事実を追うか、スルーするかは個人の自由です。各自ご判断ください。
※オーディオマニアと同じで、一度この視覚的快感を知ってしまうと 、後戻りできない恐ろしさがあります。。
三脚用せり出し棒(Φ28mm)
26cm横棒 (50cmソフトボックス用)
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