ソフトボックスの光源面の拡張方法



長辺40cmのモノを「美しい光の撮影照明キット」でライティングして、真ふかんで撮ります。(カメラは天井に設置
つまり、50×50cmの面光源「50cmソフトボックス」でライトするということになります。


いい感じに撮れているように見えますが、光は全体をカバーしていません。よく見ると中心部だけ、やけに明るくなっているでしょ?


向こう正面の角度で見ると、被写体の周りの余白どころか、被写体全体もカバーしてないことが確認できます。

50cmの面光源で「40cm」のものをカバーするのは、さすがに無理があります。甘めに見積もって、30cmのモノがギリだと考えます。
このように光源面の大きさが足りない場合、プロカメラマンなら次のような対策をおこないます。


ソフトボックスより「大きなディフュザー」を作り、光源を離す。
今回は自作フレーム(90×90cm)に「ユポ」を貼ったものを使いましたが、トレペ垂らしなど、他のディフュザーでも構いません。肝心なのは「ディフュザーの大きさ」が同等であることです。


逆から見ると、このようにセッティングしています。ディフュザーとの距離は50cmくらいかな。まぁ、これで「90×90cm」へと、「光源面の拡張」ができたことになります。


光源面の拡張(90×90cm)をしたライトで撮るとこぉ。
これをみると、50cmソフトボックスだけでは、光の大きさが足りなかったことがおわかりになりますよね!?
大きな被写体をむらなくフラットにライティングができていますし、余白の端も暗くなっていませんし、、


ちなみにこのライティングでは、ソフトボックスのディフュザーを外しても、


さほど変わりのない結果となります。DFがないほうが、光のロスが少ないので、この形のライトを組んだ場合は、DFを外すことをオススメいたします。


50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

高演色LED電球 Sh50Pro-S

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