遂に4K動画撮影だけで印刷用写真データ生成というパンドラの匣を開けてしまいました



昨日は疲れすぎて何もできませんでした。なので、今日は、本来昨日やろうと思っていた、十年以上携わっている 学校の制服ファッション撮影(パンフレット用) の記事をやりますね。

この前の日曜日にパッケージした25kgオーバーの機材です。
中には、高演色LED電球Sh50Pro-S8個 入っています。


現場近くのシマホで買ってきた「突っ張り棒(280cmまで伸びるやつ)」を2本たてて、バックペーパー(幅2.7m)を設置しました。Cクランプ如意棒クリップも使用)


シマホで買ったもう2本の「突っ張り棒」を立て、間に 「3.6 × 2.7m」の紗幕を張ります。(弊社取扱はありません) ※この突っ張り棒は1本2000円くらいでした

紗幕から少し離した位置から高演色球×8を装着した 4灯式ソケット(E26)& SoftBoxを上下に2機配置。付属ディフュザーはつけていません。


カメラ側からみるとこぉ。


別角度からみた図。


カメラは、SONY α7RIV。レンズは高性能単焦点50mm。横位置 で構えます。


撮影の設定の値は、ISO400 / f8.0 / 1/30秒
人物のファッションを撮るのには十分な値でしょう。
※ただし、動きが速い被写体はブレるので適していない


これまでは、ストロボを使って撮影していた案件ですが、
今回から「定常光(高演色LED電球)」を使うことにしました。


実は今回は写真撮影ではなく、
禁断の 4K動画撮影でコマ切り出し写真 で対応しようという試み。

・ 撮影時間が短く済む(モデルの生徒さんへの感染対策的配慮)
・ 当然、動画コンテンツも作ることが可能(編集して作るつもり)

というメリットを考慮して、この禁断の作戦を選んだわけです。


クライアントにバレると、スチールカメラマンがおまんま食い上げになる恐れのある危険な手法ではありますが、感染症流行のご時世ですので、背に腹は変えられません。。。

で、これが実際の切り出し画像。やや傾いていたので1°回転させています。
印刷で使用時には、青枠内を切り抜きで使用します。175線印刷に最適な「350dpi」に置き換えた値を記載しました。
縮小なしの100%で使用すると、高さ13cmで使えるということ。キリヌキの印刷掲載としては、かなり大きい掲載データの部類ではないでしょうか!?しかも、今回「横位置」撮ってこれですから、「縦位置」で撮ると、さらに大きく使えます。(ちなみに解像度を300dpiに落としても大きく掲載しても、明らかにわかるようにな品質低下はおこりません)
実際の掲載予定は、「高さ5cm未満」ですから、余裕のよっちゃんなわけでございます。

ちなみに今回のライティング、紗幕ごしの高演色球を8灯は、本件を想定した事前の動画撮影で、この露出値になることは分かっておりました。(確信を持っての本番撮影なのです)編集でデコりまくった「お着替えファッション動画」ができあがったよ!

まぁ、今回の「動画切り出し」は「ブレる(不鮮明になる)」「発色が地味になる」など、多少の問題はあるので、一筋縄ではないことは確かです。その問題を理解し正しく対応できれば、「30コマ/秒の連続撮影」で素早い撮影ができ、ついでに動画コンテンツもできちゃうというメリットしかないともおもいます。

まぁ、まだ始まったばかりの手法なので、研究の余地がたくさん残されているとは思いますがね..。

↓ m(._.)m ただいま、在庫切れちう。入荷待ちです
 4灯式ソケット(E26)& SoftBox
60×60cm / 70×50cm


 高演色LED電球 Sh50Pro-S

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カテゴリー: 【スチールカメラマンの動画修行】 パーマリンク

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