真ふかん料理撮影のカメラ設置のポイント(設置例あり)



えーー、今日は「真ふかん料理撮影」のカメラ設置のポイントをお話したいとおもいます。といっても、シミュレーションなので料理はなくお皿だけなんですが…。とはいえ、どのようなセットを組めばいいのか?という参考にはなるかとおもいます。


お皿の大きさは「直径22cm」。ノートリミングです。今回のセットで余白を減らすと「直径26cm皿」までは、いけるかなーって感じです。


どのようにセットを組んだのかということをこれからご説明しますね。

①撮影場所:地べたに設置
テーブルの上の「真ふかん撮影」は地べたより三脚を高くする必要がある。その結果、三脚の脚の開脚が大きくなり横棒も長くする必要があるため、真ふかん撮影の難易度が極端に高くなる。よって、撮影位置は「地べた」が最良。(といっても、店舗などでは地べた料理写真は、お願いしづらいだろうが..)

②カメラ機材:フルサイズカメラ + 50mmレンズ
もう少し長いレンズを使いたいところであるが、カメラ位置が高くなり難易度が高くなる。ということで、この場合使うレンズは50mが多い。(それ以下は避けたい)今回の条件では、地べたからカメラ(撮画像面)の距離は「84cm」(参考値)

③横棒機材:せり出し棒
三脚用せり出し棒」を連結して使用。

④バランスをとる:重し(ウェイト)
横棒を使い場合、重しは必須!無いと倒れる。今回は2「2Lペットボトル」を紐で吊るして使用。ずれないように「強力クリップ」で留めている。

⑤ライトスタンド:低めに設置できるもの
地べたに被写体があるため、照明用のスタンドは低く設置できるものを使用。今回は「折りたためて軽いライトスタンド 52-195」を最低高で使用。ちなみに照明機材は「50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)」に「撮影用大光量50W高演色LED電球」を装着して使用している。

⑥レフ板:秘伝のレフ板
この照明のスタイルでは、ここにレフ板が必要。今回は「 秘伝のレフ板 」を広げて使用している。レフ板の角度は垂直が好ましい。



えーーー、今日の記事は、22cmの皿をこの条件でこの構図で撮る場合、このセットになりましたという「例」なのです。これを踏まえて「真ふかん撮影」のセットの設計の参考にしていただければ幸いです。

 三脚用せり出し棒(Φ28mm)




【特別付録】三脚用せり出し棒を三脚につけてカメラ真ふかん設置の手順。↓↓↓

お手持ちの三脚を用意。

雲台を外す。

「三脚用せり出し棒(連結)」を三脚に取り付ける。

取り外した雲台を「せり出し棒」の先端に装着。

重しをつける。

カメラを装着。

真ふかんの精度を高めるには「水準器」を使って調整。(水準器がない場合、少し離れて見た目でカメラ角度調整)



以上。





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