面光源は被写体にできるだけ近づけろ!の説明動画



こちらの動画(無音)は、
面光源(50×50cm)から被写体(直20cmのボール)までの距離を5段階(10cmきざみ)に変えた時の写りを比較 したものです。(ボールの露出をなるべく揃えて調整)

ボールだけに注目してご覧いただく と当ブログで訴え続けている
「面光源は被写体にできるだけ近づけろ!」の意味を理解することができると思います。


「ライト(面光源)が遠い」と背景を含めた広い範囲を明るくすることができます。しかし、肝心の被写体は局所的(上面の一部)に明るくなり、ちゃんとライティングされません。


一方、「ライトが近い」と被写体の上面全体(ボールの幅)が均一に照射されます。それと同時に縦面(高さ面)照射され、被写体全体をカバーしています。上から下への光のグラデーションができるので立体感も表現されます。

ただ、ライトを被写体に寄せているので、背景を含めた広い範囲には照射できません。そもそもこれは被写体用ライト。
背景も明るくしたいのであれば、面光源自体を大きくするのが正しい答えです。(今回の場合では、最低でも面積比4倍にする必要あり)

「面光源は被写体にできるだけ近づけろ!」は、それほど大きくない面光源を効率よく使うための技 なのです。逆をいえば、「巨大な面光源」であれば、ギリギリまで寄せなくても美しいライティングができるということになります。

とにかく、「ライトギリ寄せ」はキレイなブツ撮りをするため、ぜひ、覚えていただきたい基本的なライトテクなのであります。(ここまで口酸っぱくいってるのは、それでもライトが遠い人が多いからなのであります)


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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卓上27cmトップライト(B4レフに合わせた)でできることを探る



昨日のブログ記事では、B4のレフ板秘伝のレフ板がちょうど良いことをお伝えしました。
この時、トップライトの高さはおおよそ27cm になります。(B4の短辺が267mmだから)


気になったので、この条件でどこまで対応力があるか調べてみることにしました。


直径11cmほどの飯茶碗を撮ってみるとこぉなりました。
真ふかんまではいかないものの、かなり上から見下ろせています。


横からのカメラの写真で角度を測ってみると、俯角60°!
45°を大きく超えてます。真ふかん以外だと、これ以見下ろすことは通常ないでしょう。


お次は俯角0°。
つまり、水平アングル です。


右レフを少し効かせた洒落た写真になりました。

このことは、
この大きさの被写体であれば、高さ27㎝トップライト + B4レフ板 で、
俯角0°(水平)〜俯角60°のアングル
のブツ撮りが可能!ということを示しています。

45°くらいまでかなぁ、と予想していましたが、それよりも対応幅が広かったみたいです。

卓上27cmのトップライトは、何かと便利かもしれませんよね。。


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秘伝のレフ板はどうしてB4サイズなのか?



本日は、この「秘伝のレフ板(とココでは呼んでいるもの)」のお話。
当ブログでオススメしている、秘伝のレフ板は、2枚の B4のスチレンボード の短辺を張り合わせて作られたもの。

作り方は以下の過去記事に書かれています。
【ブツ撮りの基本02】レフ板は「B4ボード×タテ2枚継ぎ」がベスト!

素朴な疑問。このレフ板は、「A4 2枚繋ぎ」でもなく、「A3 2枚繋ぎ」でもなく、どうして「B4 2枚繋ぎ」なんでしょうか?


ここからは例えです。湯呑みのブツ撮り(小物ブツ撮り)をするとします。普段から申し上げている通り、トップライトの面光源はできるだけ被写体に寄せる ようにします。

今回はほぼ水平アングルですが、水平から、これより高い位置からの見下ろしアングル(俯角30°ほど) になることが多いとおもいます。たとえそれくらいカメラ位置が上がったとしても、この全く同じライト位置で対応できます。(トップライトで被写体が隠れない)

そして下手側(左側)に、秘伝のレフ板を配置します。よくあるブツ撮りのスタイルですね。繰り返しになりますが、被写体の大きさがこのくらいであれば、カメラアングルが俯角0°〜30°ではこのセット配置で撮ると、うまくいくはずです。


いちお、お見せしますが撮れた写真はこうなりました。


実はこの時のトップライトの高さは、B4短辺の高さにピッタリなんです。レフに合わせたわけではなく、いい感じのトップライトの高さにすると、レフの高さにピッタリになることが多いのです。

A4短辺の210mmでは低すぎることがおおく、A3短辺の297mmでは高すぎることが多いのです。(あくまで私の経験則の感覚ですが..)
もちろん、任意にカットして頃合の良い大きさを作るって手もあります。しかし、規格サイズのものを使う方があとあと面倒が減ります。

わざわざ「秘伝のレフ板」と呼んでいるのは、私の経験則から導き出された大きさだからです。信じない人はA4なりA3なりをを使いください。(きっと使いにくいことがそのうちわかるでしょう)

とにかく私は、
小物ブツ撮りの「常用レフ板」は「B4サイズ」に限る!
と自信を持ってこれからも言い続けます。


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