ストラップが「ニコン巻き」な理由。



今回はカメラストラップの「ニコン巻き」の話題。
んなわけで、写真は全編ニコンカラーの黄色を背景にしちゃいます〜。。。(ちょっと目に痛いかぁ??)

一眼などに使う幅広のカメラストラップの巻き方に、通称「ニコン巻き」といわれているものがあります。「プロ巻き」や「報道巻き」「プロスト結び」といわれることもあるようですが、正式な名前はないとおもいます。(たぶんね・・)

ニコンのカメラの説明書にはこの「ニコン巻き」のやり方が案内されていたります。(一部エントリーモデルを除く)それにプロサービスで修理だすと、必ずこの巻き方で戻ってくきます。ニコンの公式な巻き方であることは間違いなさそうです。

まず、軽くその「ニコン巻き」のやり方を解説しましょう。


①写真のようにリングにストラップの先を通します。


②ビニール製のような留め具に通します。


③ここがニコン巻きの最大の特徴!アジャスターのファーサイドから内側に折り返します。


④ギュっとしぼって完成です!しっかりカメラを保持できます。





「ニコン巻き」で検索すると、そのネタの記事は多く存在します。だから今さら「ニコン巻きの方法」なんて珍しい情報ではありません。しかしながら、ニコンだけがこの巻き方を推奨している理由を特定しているところはあまりないようです。

つーわけで、、、、、その核心を今回、、特別にお教えしましょう。(たぶんね・・・ですが・・)
※もちろんニコンにウラをとってないですし・・


普通のカメラストラップの巻き方は、こんな感じです(留め具の位置がストラップ先留めにする場合もアリ)。私は昔、この巻き方(普通巻き)をしていたのですが、何だかこの端の位置って目に当たるんですよね。。。いつもはちょこっとあたるくらいだったので気にもとめていませんでした。(かなり、目にあたりやすい位置に端がくる)

でも、あるとき撮影中に思いっきりピシ!とストラップの端が眼球にあたって角膜を損傷してしまいました。。。カメラマンにとっては命の次に大切な部位なのに・・・。

幸いその時のケガは眼科にいって目薬を処方されてコトなきをえたのですが(2、3日は目があけにくかったです)、、、、それからと言うもの、怖いのでこの「ニコン巻き」に替えました。

ストラップの端が目に危険!

私の経験からして、ニコンがこの巻き方を推奨する最大の理由は↑だとおもいます。たぶん、あってるでしょう・・・。
皆さんどー思います?

※ニコン巻きの話してんのにズミクロンつけてんなよーーーっていわないでね・・・。



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6 Responses to ストラップが「ニコン巻き」な理由。

  1. DM のコメント:

    この巻き方では、まだ完全ではありません。
    4のところで折り返したストラップの先端を、もう一度留め具に通します。
    (都合留め具には3回通します)
    これで先端が遊ばないので、気にせず撮影に集中できますよ。
    あとこれはニコン巻きというのですか?
    ちなみに3回通す巻き方は「プロ巻き」と言います。

    • 中居 中也 のコメント:

      勉強になります。正式にニコン巻きというのか分からないですが、みんなそう呼んでいることが多いようです。

  2. しんたま のコメント:

    留め具の正式名称は、「サルカン」と言います。
    手芸店で、売っています。
    いろいろな材質・サイズがあります。
    プロストと同じ、樹脂製10mm幅だと、100個入り500円くらいです。
    なお、東急ハンズでは、1個8円でバラ売りしていました。

    参考まで。

  3. aki のコメント:

    私もニコン巻きでサルカンが割れたことがあるので、サルカンをほうぼう探しゴム製のサルカンに落ち着きました。町田絲店のネットh塩梅で購入しました。この製品は2枚重ね用ですがゴムなので伸びて3枚はいい感じで入ります。但し、中に弁?が付いているので削って使用しています。

  4. DCN のコメント:

    オリンパスが、ニコン巻き推奨してますよ。
    少なくとも2004年のE-1のマニュアルには書いてありました。丁寧に図解入りで。
    最新機種でもニコン巻き。
    なぜ採用してるかは不明ですけど…。

    今確認してみたら、パナソニックもニコン巻きですね。
    キヤノンとソニーは普通巻き。
    意外とニコン巻きの勢力が大きいような感じですよ。

  5. takao_bw のコメント:

    本記事でのご推測の通り、カメラマンの眼球保護が目的だったと聞きました。

    元ニコン従業員です
    カメラ関係者ではありませんが、カメラ関連行事を手伝ったりしてました。
    かつて全国の主要販売店さんの店頭をお借りして、販促会をさせていただく行事がありました(現在については存じません)。
    その際お客様のカメラを点検〜簡易調整するサービスも実施されていまして、帯同していたサービス部員から聞いた話しです。

    あくまでもサービスマンとの雑談で耳に入れたことで、記録や仕様書を確認したわけではありませんが、当時のストラップの端はサルカンやアジャスターに通しやすくするためか、結構斜めカットのものがありまして、ストラップ自体も固めだった記憶があります。
    特にプロカメラマンでは咄嗟にカメラを構える必要に迫られることもあり、本記事のカメラマンさんも実際に同じようなご経験をなさったということですので、納得できる理由かなと思っています。
    ニコン社内では『町工場が大きくなったような会社だ』と言われることがありまして、誰かのちょっとした工夫がいつの間にかスタンダードになっていることがあったりします。
    モータードライブ接点の焼付きを改善したのも、製造研究部門と顧客サービス部門の個人的な『モータードライブはどれだけ速くできるか!』という遊びからだったと(これはご本人から)聞きました。

    ちなみにニコン巻きだから落ちにくい、ズレにくいということはないみたいです。

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