常々、私は口酸っぱいほど「面光源は被写体に近づけよ!」と言っています。なぜ、口酸っぱいほど言うのか!? それはですね、
ビギナーの皆さんの多くは、スタンドが立てやすいところに照明を置いてしまいがちで、結果、残念な結果になっていることをよく見かけるからです。
(下手すりゃなんの役にもたってない..)なんのために照明を使うのか!?ってことをあらためて、ちゃんと考えてみましょう。被写体が適切に照射されるべきところに配置しなければならないわけであって「置きやすいところ」ではないんです!
というわけで、百均で買った安物の「デスマスク」的な顔を使って、ご説明していきます。「 美しい光の撮影照明キット (の、「 50cmソフトボックス )」を「デスマスク」にサイドから照射しています。まずは、70cmの距離からの図です。(ソフトボックスディフューザー面真ん中から、マスクのおでこの距離)
近づける効果を知るために、照明を10cmずつ近づけていき、撮影結果を比べてみます。10cmずつの5段階にするとわかりづらかったので、「 照明距離70cm・50cm・30cmの3段階 」の写真をまずはごらんください。
比べてみるると、今回のサイド光の場合、照明が遠いほど、照明されている面積が少なくなっていることが分かります。そして大切なことは、照明が遠いほど影のグラデーションが少なく「クッキリ影」がでています!(鼻の影を比べると、近い照明の方が影グラデが優しくなっていることが分かります)

5段階の照明距離を動かしてみるとこぉ! なんとなくで良いので感じて欲しいのですが、
近い照明の方が美しく照らされている..って分かります!?
(GIFが動かない人は →コチラ)(同じように、実際は水平方向の照射角度も広がっている)
つまり、、、面光源を被写体に近寄せると有効な照射(美しい照射)ができる! ってこと!
私が、口すっぱく言い続けている理由…これで少しはお分かりになりましたかね…..
↓ E26のソフトボックス単体ね。

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)
039|撮影用大光量50W 高演色LED電球
美しい光の撮影照明キット


