瓶に入った被写体は「逆ハの字ライティング」じゃない方が良い場合がある








まずはさら〜っと、見て言ってね。
今日の被写体は瓶の中に入った「ポップコーンらしきもの」です。

そして、照明は「【スマホでもOK!】美しい光の撮影照明キット(高演色LED光源)」を使っております。

最初は、セオリー通り、照明だけを「逆ハの字」に配置して撮影しました。















①に、レフを追加。照明&レフを「逆ハの字」に配置して撮影。














お次は、「逆ハの字」にせずに、照明を「真横」から照射したものです。














③の右側にレフ板を追加。照明とレフを「平行」にしました。

しかし、どうして、セオリー通り、「逆ハの字」にしなかったのでしょうか!?











ここでまとめてみてみましょう。

②が「逆ハの字」で照明とレフで囲んだ写真です。フツーだったらこれが王道セオリーなはずですが、

・②は瓶が「ライト」と「レフ板」の反射で白茶けて、中身が見にくくなっている。
・②は立体感が損なわれている。


と、ちょっと不具合があるようです。


「逆ハの字」ではなく、ライトを「真横」にしたのと比べてみると、

・③と①のライトのハイライトを比べると、
①はラベルの「r」の右まである ③は「e」近くまでしかない
(②④比較でも同じことが言える)

つまり、ハイライトでテカっている部分が、①と比べて③の方が少なく、「中身がちゃんと見える面積が大きい」ということ。。

これが「逆ハの字」のデメリットであるともいえます。


・①②の背景に比べ、②③の背景は暗くなっている。→「逆ハの字」にするか、真横にするか、では「背景」への露光に影響する。
→ 背景の作画の意図により、照明配置を選択する。(暗くしたいか、明るくしたいか..で、照明配置を配慮)





とまぁ、今日はかなり高度な技術の話でしたかねぇ。。。

ま、瓶ものは「反射物」でもありつつ「透過物」でもあるので、中身を見せるのは、容易いことではないということですね。。

今日の場合、①〜④のどれが正解って、ことではなく、表現意図に応じた選択をするってことが大切なのではないでしょうか?(あとは好みね…)






ちなみに、本日の撮影担当機材は、


ブツ撮り名人レンズのライカ ヘクトール135mm & SONY α9でしたーーーー! で、接続方法は、いろんなマウントアダプター等を介し、ややこしすごて、説明を割愛させていただきます….。(コレを説明すると、明後日までかかりそうなので…)






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