「商品撮影」は「無背景」が基本だということはわかりますよね?
そして、「白背景」が基本ということもわかりますよね?
でも、「長さ30cm程度までの小物ブツ撮り」をするには「どれくらいの大きさの背景」が必要か?ってのは、、検討もつかないのでは!?
プロカメラマンならそんなときは迷わず「四六判/白ケント紙」を選びます。四六判サイズの「白ケント紙」「黒ケント紙」は、撮影でよく使うものだからです..。(このため、入手経路も確保している)
※ちなみにプロカメラマンの場合、もっと大きいものを撮る場合は、「ハーフサイズのロール背景紙(幅1.35m)」を使います。さらに大きいものが必要な場合は「フルサイズのロール背景紙(幅2.7m)」を使います。背景紙はバックペーパーとも言います。
背景のサイズの話に戻ります。
皆さん、大きい紙といえば「A3用紙」をイメージするのではないでしょうか!?
A3 = おおよそ30cm×40cm
これでは、超小物(幅8cmまで)の被写体が撮れてやっとです…。フツーのブツ撮りでは、話にならないくらい「小さいサイズの背景紙」となります。※百均で買える大きな紙のサイズはせいぜいこの「A3サイズ」まででしょう。(障子紙は除く)
それでは、四六判サイズの紙はどこで売っているのでしょうか?
正解は「画材屋さん」で入手することができます。
※首都圏では、「東急ハンズ」「ITOYA」「ウエマツ」「世界堂」など、
画材屋さんで入手できたとして、軽くロールにして包装されますので「長さ80cmの筒状のもの」を「折りじわ」をつけないように慎重に持って帰らなけらばならないという「ハードル」があります..。もちろん、帰りに飲み会とかにはいけません..。
つまりどーゆーことかというと、
「四六判の白ケント」が、家に存在させることはとても難しいことということ!← 皆様が上手に商品写真が撮れない最大の理由では!?
無事に家に持って帰れたとしても「保管が難しい」という問題もあります。(ほぼ「110×80cm」の大きさのものを平面に保つ必要があるため、あるいはロールのまま、慎重に保管する必要がある)
また、配送が難しい商品であるため「通販」では、あまり取り扱われていない商品でもあります。1枚200円程度のものですが、折れないような梱包と配送サイズが大きくなることがその理由でしょう。
↓ ここでは、通販もやっていようです。 10枚入りですが、貴重な入手経路です。
yodobashi.com / 銀一 GIN-ICHI 無蛍光ケント紙 10入
で、「四六判/白ケント」は、背景として、このように使います。
それぞれ対応の「撮影角度」は、この図の通りです。
詳しい話は、おって明日お伝えします。。。。。
最後に今日の教えをいいます。
入手や保管が難しくても、ブツ撮りを制するための第一歩「四六判 白ケント紙」を必ず入手せよ!
商品撮影(ブツ撮り)をする必要がある方は、「照明機材」を考える前に、必ず必要になるので、背景用「白ケント紙」を先にGETしてください!(背景さえあれば、窓光でも撮れるしね…)
↓ ウチの商品を全く宣伝しないという、社内的にはダメ記事でございました..。よろしければ、見ていってね…。
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