Vpad-112で「朝鮮唐津の湯呑」を撮る。



唐津焼は、唐津の風土と人によって今日まで大切に継承されてまいりました。唐津焼の起源は明確ではございませんが、室町時代の末期には既に岸岳城下で高火度の施釉陶器が焼かれており、文禄・慶長の役以降、多数の朝鮮陶工が渡来し、俄には般賑を極めました。




【朝鮮唐津】 藁灰釉と鉄釉とをかけわけたものである。元来は朝鮮産か唐津産かの区別のつかないところからきた名称である。





唐津焼は、陶土が全国でも唐津地方独特の砂目で粒子の粗い粘土ですので、磁器物とはちがい、使う程に貫入がはいり(釉薬のきれつの間から、しみこむ)、全体に表面の色が変化しつつ、次第に味わいのある景色をつくりあげるものです。







とまぁ、先日購入した「唐津焼」の「朝鮮唐津」と言われる「湯呑」の写真を撮ってみました。(文章は箱の中に入っていた説明文から抜粋)伝統的な柄(手法)なのに、斬新なモダンさを感じる逸品でだとおもいます。ちなみに私の大好きな唐津の現代作家「浜本洋好先生」がつくったものです。









つーか、
正直「やきもの」とか興味ないんだけどー!

(本ブログ読者の声を代弁)

はいはい、そ~ですよね。そ~ですよね。ここは写真関連のブログですからねぇ。。









ここからは、ズバッと「湯呑み写真」をどーやって撮ったかを、黙って包み隠さずお見せしましょう!!


















というわけございます。。





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ところでは何なんですか?

たいへん良い質問です…。













「黒ケント紙」を折って立てたモノなんですが、これは何か効果があるのでしょうか?












光を回らなくし、背景を黒くする効果があります。(背景に不要な要素が映り込むことが多い)この結果、茶器が浮き立って見えるようになります。(よーく、見比べてくださいね。茶室などではよく使う技です。)

毎度、オベンキョになりますよね…。ついでに言っておきますと、
丸型(Rpad)より角形(Vpad)のライトの方が、背景に回る光を切りやすいという特徴があります。(今回の場合は「角型」がベターかな)

※映り込みが避けられない「白磁の球体の壺」等では、ハイライト丸く映し込みたい為、「丸型」を使うことがあります。







このブログを毎日読んでる人が、どんどん写真が上手になってしまい、結果プロの仕事が減ってしまい、プロカメラマンの皆様から反感をかってしまいそうで、正直こわひです。。







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