アンブレラホルダは日傘(ハレ切り・モニターシェード)にも使えるんだって!


真夏の強い太陽は、容赦なくレンズにも降り注いできます。常にレンズのハレを気遣い「ハレ切り(黒い板)」を持ってくれるアシスタントくんが居れば何も問題はありません。しかし、このご時世、ロケアシ(ロケアシスタント)を雇える予算が出ることも少なく…….。

そーゆーわけで、自分一人でなんとかせねば、、と考え、ちょっと工夫してみることにしました。

まずは、カメラのホットシューに、ホットシューマウントアダプター II型 をしっかり取り付け、ツノを突き出します。

そのツノに、ショートダボ(ねじ穴付)にねじ込み、ダボのツノにします。(これじゃなくても、同等品があればOK!)

して、そこにアンブレラホルダ、例えば、、堅牢アルミアンブレラホルダー A-150G を取り付け、

このような形に折り曲げ固定します。。

そして、アレを差し込み、固定!

そーです。あれとは、撮影用アンブレラのこと! 撮影用アンブレラ(今回使用は、天使のアンブレラSilkyWHITE-100

ストロボに使うアンブレラを「日傘」にしちゃったってわけです!!!

つまり、こう! 

・・・・・・・ん?まだわからない?

じゃ、これでどーだ! カメラが影に入ったでしょ!?

そんなのフードつければいいんじゃないかって?

んん~~分かってないなぁ….。

朝夕など、光が低いときに、上向きアングルにすると、攻めたフード付けても、まともに直射をレンズに食らうことがあるんですよぉ〜。

そんなときには、ハレを「別ギリ」しないと、ギリギリすぎて対応できないのです。 アシ君がいれば、手で持ってハレ切りをしてくれるんですけどね。。(如何せん一人なもんで..)

この状態で、「日傘なし」「日傘あり」を撮り比べてみると….

「日傘なし」の写真は、「品質が悪い」レベルではなく、もはや「失敗(撮れてない)」レベルになってしまいました。。(そりゃ、あんだけ、光をまともに食らっていたら、こーなるわなぁ..)

まぁ、実際はアシ君がいなくても、写真のときなら、シャッターする瞬間だけ、手でレンズに影を作ったら良いのですが、動画の場合、そーゆ〜ワケにはいかないですからねぇ…….。

というわけで、撮影の「日傘」って、とても大事なことがおわかりになられたでしょうか!?(そんなの聞いたことなかったでしょうが..)

実はもう一つ大切な効能が、、

それは日中の強い直射日光があると、あたりが明るすぎて「モニターが全然見えない問題」がおこります。確認がとてもしづらい。。。

日傘で影を作れば、モニターの画像が劇的に見えるようになります! コレは助かりますよね。。(本当は傘の内側が「黒」だったらもっといいんだけど…)

【ご注意!】
・ 風のある日は、転倒の原因になりますので、オススメしません!
・ カメラホットシューにそこそこ負担をかけるので、撮影時以外は必ず傘を取り外してください。
・ 各部締付はしっかりおこなうように。(クルンと回ります)

1081ホットシューマウントアダプター II型

ショートダボ(ねじ穴付)

堅牢アルミアンブレラホルダー A-150G

SilkyWHITE-100 天使のアンブレラ Silky WHITE-100

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