2年前、こだま(700系)の「方向幕」をシャッタースピードを変えて撮影し、最適なシャッタースピードを探りました。
電車の「LED方向幕」の最適なシャッタースピードを探る。
こんときは、1/100秒までのシャッタースピードしか試してみませんでしたので、不完全な記事となっておりました。
ということで、今回は、JR東日本のE675系の特急ひたちの「LED方向幕」をSS(シャッタースピード)を細かく変えて、撮ってみることにしました。(新幹線じゃなくてゴメン)
カメラは、フォーカルプレーンシャッターのSONY α7RII。なお、シャッターの設定は、「電子先幕シャッター:ON」「サイレント撮影:OFF」にしています。(物理シャッターは後幕シャッターのみということ。)
それでは1/500秒から試してみましょう。徐々にSSを遅くしていきます。
1/125secまで遅くしてみましたが、全然、切れてしまいますよねぇ。。。ここからは、細かく1/3ずつ遅くしていきましょう。
1/60secは、実に惜しい!!少〜しだけ、切れています・・・・。んじゃ、も少し遅くしてみましょう・・・・。
1/50秒で完全に切れがなくなりました。。。実験場所が、東京の品川駅でしたので、電気が50Hz地域だからでしょうかね。(西の60Hz地域だと、もしかしたら1/60秒でOKかも..)
LED方向幕は1/50秒以下で撮れ! という一応の結論が出たのではと思ったのですが、、試しにホームにある「LED行き先案内板」を撮ってみると、意外な結果になり、頭を悩ましてしまいます。。。。。
おいおい、1/250秒まで、全然切れないぞぉ!!!
1/500秒で、やっと横ラインの一本だけ切れ出しましたね。1/1000秒じゃかなり切れてる。。。この感じじゃ、1/400秒くらいまでは切れなさそう・・・。
しかも、列車の「方向幕」と「案内板」では、LEDのスキャンの方向が縦横逆ですしね。(切れている方向が縦と横ってこと)
今回は、E657系の方向幕を撮った結果なので、もしかして列車によってLED方向幕の構造が違う可能性も大なので、一概にSSを1/50秒の以下にせよ!っていうのは正解ではないのかもしれません・・・・・。(縦走り・横走りの違いもあるかも..)
この記事を書き終えて、気がついたのですが、前回の「700系新幹線」と今回の「E657系ひたち」を比べてみると、スキャンの方向が逆でした・・・・・。ウムムムム、、、
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