なんか、見たことあるような・・・・・。
そう、先日、確かによく似たことをやりました。GodoxAD360のリピート・ストロボスコープ・モード(マルチ発光)を、使ってフェアウエェイウッドのヘッドの軌跡を表現してみました。(以下、ブログ記事を参照・・)
Godox AD360のリピート・ストロボスコープ・モード(マルチ発光)の作例
しかし、前回の写真とTOP作例を見比べてみてください・・・・。今回のは、インパクト直前までの軌跡をマルチ発光で撮影し、インパクトの瞬間を1/8000秒シンクロ(HSS)で止めている写真を撮影。2枚の写真をマスク合成しています。(Photoshopの簡単なマスク合成ね・・・)ま、そーゆー要望になって、再撮影になったわけですな。
前回は、マルチ発光だけの用件だったので、SONYα7R II を使いました。しかし、今回は、HSSが必要ですので、現状、HSS対応ラジオスレーブがないSONY製カメラでは要望を達せないため、Nikon D800Eを使用し、
YONGNUO YN-622N TXキット【ニコン専用】
で、AD360をHSS対応させました。
この時、ポイントなのは、AD360の「HSSモード」を敢えて使わず、通常モードのマニュアル1/1(フル発光)を使った点です。
YN-622N-TXのSSモード(スーパシンクロモード)を使えば、HSSモードではないストロボ(クリップオン)のフル発光に対応します。
このやり方の方が、光量が稼げることがわかりました。(カメラ設定:ISO400 1/8000秒 F11)※HSSモードは、その仕組み上、光の無駄が多い。
もう一つのポイント!2枚合成するワケですから、絶対カメラを動かさないことです(同ポジ撮影)。カメラを乗せている ベリルバッハ社製 高級木製ミニ三脚 にウェイトを噛ませ、床にガムテープで固定(もちろん、雲台はぬかりなく締付固定)。なるべく、カメラを触らないようにして、
YONGNUO RF-603 II
で、リモートレリーズをしました。
尚、今回の、
Godox AD360
の、マルチ発光の設定は前回より短く回数が光る、出力:1/128 20time(20回)99Hzに設定し、カメラのSSを1/8秒で撮りました。(AD360のRPTモードの最高回数・最高スピード)
いかにも簡単そうにお話しておりますが、「マルチ発光の軌跡」も「インパクトのHSS」もタイミングが難しく、何回もチャレンジして、やっと、この1枚になりましたとさ・・・・。(結構、苦労しております・・・・)
ちなみに・・・CanonEOSでも、以下の装置を使えばHSS撮影可能です。(つまり、Nikon・Canon以外ではHSSは難しいということ・・)
YONGNUO YN-622C TXキット【キヤノン専用】
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