ストロボを「半逆光の補助光」として使い「立体感UP!」のワザ


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まずはこちらの写真をご覧ください。


被写体の前(画面左)には、天井まである大きな窓があり、撮影するには十分な光がある場所です。(太陽の直光は入りません)左の写真は、その「窓明かりのみ」で撮影されたもの。そして、右は「窓明かり」+「ストロボ光」です。ただ、ストロボ光はあくまで補助的に使われています。


窓明かりのみの写真でも十分といえば十分なんですが、「+ストロボ光」を見てしまうと、少し物足りなく感じてしまいます。その違いを考えてみましょう。




「+ストロボ光」の方が、コントラストが高く、元気感がある

「窓明かりのみ」は、柔らかく全体的に光がまわっているのですが、その逆をいうと、少しのペーっと平坦な感じがします。それによく見ると「+ストロボ光」は、被写体の目にしっかりキャッチライトが入っているので、活き活き感がましています。



「+ストロボ光」の方が、立体感がある

比べてみるとわかるとおもいますが、「窓明かりのみ」の背景の方が明るいです。その理由はの基本的な露光(絞りorシャッタースピード)を少し暗くしているからです。そのまま(ストロボなし)では、ただ暗くなるだけですが、ストロボで半逆光の光を与え被写体(付近)だけを明るくし、画面を整えました。





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現場のセットはこのような配置。左のソファーの後ろには天井まである大きな窓があり非常に明るい部屋です。被写体付近を明るくし、背景を暗くすることにより、より人物が浮き出て見える効果があります。※人間の目は、白いところ(明るい所)に見るところが集中しやすい。

ストロボをメイン光で使う場合はもっと傘を被写体に寄せたほうが良いですが、今回のように補助光として使う場合は、これくらい離しても効果はあります。ストロボを半逆光で使うことにより、被写体の露光が明るくなるとともに、てかり(お顔のハイライト)を作り、お顔の輪郭を浮き立たせる効果もあります。

※てかり=反射のこと、




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このように、自然光だけで十分と思われていた人物写真が、「ストロボ光を半逆光の補助光」を使うことにより、ワンランクアップした写真になることが、お分かりになったでしょうか!?



今回使用した機材は以下の通りです。ご参考にしてください。




Godox V850(Li-Ionバッテリー駆動 / マニュアル調光 / HSS対応)

天使のアンブレラ Silky WHITE-100


パン棒付スピードブラケット


軽量ライトスタンド 82-185(軽スタ)






よく考えると、上記商品を合わせると、

【 美しい人物撮影 】ストロボ パーフェクトキット

になりました・・・。













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