ソフトボックスの大きさは被写体の大きさの1.5倍以上を選ぼう!


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2015年9月20日放送の「NHK日曜美術館」を録画したものを昨日観ていると、、「ん?これ見たことあるなぁ・・・」的な器が映されていて、「たしか、このカイワレ、撮ったことあるぞー」と・・・。

NHK 日曜美術館 いのちを吹き込む匠(たくみ)たち 第62回日本伝統工芸展

井戸川豊さんの作品「銀泥彩磁鉢」が、第62回日本伝統工芸展(今年の)高松宮記念賞を受賞されたそうでして・・・番組内で井浦新氏から取材を受けておられました。

【 中居 → 井戸川豊さんにご連絡 】
5年前に我孫子の工房におじゃまさせていただき写真を撮らせて頂きました中居です。この度は、高松宮記念賞を受賞おめでとうございます!(この場を借りて、ご挨拶させていただきます・・)



良い作品は、写真でもその凛とした雰囲気は伝わるもんですよね・・・。







で、本ブログの読者様は、この器をど~やって撮ったかが興味あるでしょう。


カメラ:NikonD3(フルサイズ)
レンズ:ライカ ズミクロン-R90mm
(ニコンマウント自改造)


カメラ機材はこんなとこ。絞りはおそらく「f8」くらいだったとおもいます。








皆さんの一番興味のあるのは、この照明ですよねぇ!?ちなみに、このお皿は、直径40cmあります。


正解はストロボに70cm角級ソフトボックスにつけて、横からフレームインギリまで攻めて照射しました。(残念ながら弊社の商品のSBではない・・5年前だからね・・)今だったら、QuickSoftBox for ClipON!(クリップオン用ソフトボックス)の70cm角を使います。40cmのものを正確に照らすには、50cm角じゃ心もとない。なんで、モノの1.5倍(60cm以上)の面光源があったほうがベターです。(前に1.25倍以上と言ったことがありますが、だいたいの世界だと1.25倍以上でOKなんですが、正確に・・となると1.5倍以上がよろしいかと・・)



このような大皿を照射する時のキモは、SBの高さの調整にあります。薄すぎても(低すぎても)影が多くて中身が見えんようになりましすし、高すぎたら立体感が損なわれます。ここがキモなので、いい塩梅に調整しましょうね。



選べるSBの大きさ!単体売りもあるでよー”QuickSoftBox for ClipON!(クリップオン用ソフトボックス)”売場

↑SBにはこれがオススメ!”パン棒付スピードブラケット”売場



光源は大きければ大きいかと、お思いでしょうけど、私は茶器の茶碗(20cm)なら、あえて35cm角の小さいソフトボックスを使います。(茶器の撮影では、光を出来るだけまわしたくないので・・・。)撮影に応じてSBの大きさはかえたほうがよろしいのではないでしょうかね。







えと、最後に2枚目にお見せしたお皿の自然光作例を、ご覧頂きます。

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作品がいーから、置いただけで撮ってもこの通り。木床とも妙に馴染んでますし・・・。




【 中居 → 井戸川豊さんに再度ご連絡 】
井戸川豊さん、高松宮記念賞を受賞、本当におめでとうございます!重ねてお祝い申し上げます。





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カテゴリー: ストロボ&フラッシュ関連, 中居中也が撮った写真・動画, ソフトボックス パーマリンク

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