【 デスマスクdeライティング講座 】①ライトの「距離・高さ・方向」の考察


LightPlacement







なんともオカルトなネーミングの講座の始まりです。その名も【デスマスクdeライティング講座】!今回はその第一回です。(なんだかなぁ・・・)






DeathMask_001-004





まずはこれをご覧ください。被写体は百均で100円で買った、ハロウィン用のマスクです。だから、正確にはデスマスクではありません。これを人の顔に見立てて解説しようとおもいます。(ボクが裕福な人だったら能面でやっていたんだけどなぁ・・・・)



で、この4つの写真、表情が違うように見えませんか!?でも全て同じマスクなんです。光の当て方を変えることで、表情が違うように見せることができるんです。



これから、被写体からの光の距離、高さ、方向を変えてみてどのようになるかをお見せしましょう。ちなみに検証には、影がわかりやすいように敢えて小さな光源の QuickSoftBox for ClipON!(35cm角SB)を使用しました。





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被写体に光源をなるべく近づけ、高さをマスクと同じにして、ほぼ真横から照射しました。お顔の半分は影になってますよね。オドロオドロしいデスマスクにはあってるように思えますが・・・。






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被写体に光源をなるべく近づけ、高さをマスクと同じにして、おおよそ35°(カメラを正面にした場合)から照射しました。お顔の2/3が見えるようになりました。お顔の立体間がさっきよりましたようです。






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被写体に光源をなるべく近づけ、高さをマスクより高くして、おおよそ35°から照射しました。高さが同じライティングの時と、表情に変化が現れましたよね!?これは目のくぼみに影ができて、上下の立体感が強調されたからです。一般的には、このライティングが、人物を撮影する基本の一つだとおもいます。






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被写体から光源を遠ざけ、高さをマスクより高くして、おおよそ35°から照射しました。 影のグラデーションが少なくなり、影がくっきりしてきましたよね。つまり、固く(コントラストが強く)なったということ。逆を言えば、光源(面光源)をなるべく被写体に寄せて撮るほうが、柔らかくなるということです。






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被写体から光源を遠ざけ、高さをマスクより高くして、ほぼ正面から照射しました。 カメラの真上でないので完全ではありませんが、フロントトップという人物撮影の基本ライティングの一つです。左右の頬骨の立体感が表現でしていますよね。ちなみに、このライティングを被写体になるべく近づけたい場合は、スタンドの他にブームのような横棒が必要となります。






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並べてお見せすると、こんな感じ・・・。どれが良いというわけではなく、作品の意図に応じて選びたいものです。





今回はソフトボックスを使いましたが、アンブレラでも基本「面光源」なら同じです。また、光源面が大きいほど、影が柔らかくなります。



QuickSoftBox for ClipON!(クリップオン用ソフトボックス)

パン棒付スピードブラケット

天使のアンブレラ Silky WHITE-100

デカ丸アンブレラ Silky WHITE-150

超〜デカ丸アンブレラ Silky WHITE-189







【 おまけ 】GIFで繋げてみたら、気持ち悪いものができてしまいましたww (分かりやすいけどね・・)

DeathMask




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