前回は「WBの手動設定」という、難しいことをやりました。。
やり方はわかりましたかね?
参考記事→★LEDソフトボックスの使い方【その4】WBの手動設定
商品写真初心者の失敗で目立つのは→「色が悪~い!」です。
飲食店の看板やメニューで「色の悪い料理写真」で良く見かけます。
不味そうな料理写真って、逆効果だと思いませんか?
食品写真では、色のことは特に気をつけたいものです。
前回の「WBの手動設定」を覚えると見違えるように色が良くなりますよ♪
(まだ理解してない方は前回記事の復習をお願いします)
で、今日は他の設定の話をします。
まずはカメラは何が良いのでしょう?
・ズーム付きコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
・ズーム付きミラーレス一眼(マイクロフォーサーズ等)
・ズーム付きデジイチ(デジタル一眼)
上記のどれでもいいです。(あ、さすがにトイデジは不向きです)
但し、できればここ2年以内のカメラで「手ブレ補正機能」がついている機種がベストです。
(1)撮影モード設定=P(プログラムオート)
撮影モードは、「P」と書かれているところを選びましょう。
Pとはプログラムオートモードです。簡単にいうと、調整可能な自動モードですね。
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(2)フラッシュ(ストロボ)発光禁止モード
カメラについているフラッシュ(ストロボ)を発光させないようにします。
LEDソフトボックスを使うことが前提なので、余計な光は不要です。
ちなみにプロはカメラ内蔵ストロボをほとんど使いません。
※詳しいやり方は、お使いのカメラのトリセツをお読みください。
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(3)ISO感度=400
ISO感度の数字が大きくなると、シャッタースピードが速くなります。ブレにくくなるんですね。
但し、ISO感度の数字が大きくなると、画像のザラツキが目立つようになります。
で、最近のカメラであれば、400くらいでもザラツキも目立たず、シャッタースピードも速くなるので、
適当だとおもいます。
※詳しいやり方は、お使いのカメラのトリセツをお読みください。
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(4)焦点距離=70~80mm付近
広角レンズとか、望遠レンズときいて、何となくわかりますよね?
で、この70mm~80mmというのは、少しだけ望遠レンズになります。
【Tips!】レンズのmm数とは?
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24mm(広角)28mm(広角)35mm(広角)|50mm(標準)|70mm~(望遠)
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広角側で商品写真を撮ると、モノの形がゆがみます。
商品写真撮影は「少し望遠」で撮るのが基本です。
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(5)WB=手動設定
WBの手動設定(マニュアルWB等と呼ばれる)は、前記事で説明しています。
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(6)「露出補正」の調整の方法を覚えてください
「露出補正」とは、写真の明るさを調整する機能です。(+EVとか表示されている)
プログラムオートモード(P)で撮影すると背景が白ければ、暗くなることが多いです。
白背景でソフトボックスで撮影する場合、
+0.7(+2/3)~+1.7(+1 2/3)が良い結果になる場合が多いです。
仮撮影をして、撮れた写真を液晶ディスプレイでみながら、
お好みで調整(明るく)して本撮影に望みましょう。
※詳しいやり方は、お使いのカメラのトリセツをお読みください。
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カメラの設定は以上です。
今回の記事(1)~(6)のとおりにしてください。
意味なんか知らなくても良いです。
写真は結果が全てですから!
前回記事と今回記事の知識と
「プロでも使えるLEDソフトボックスkit SQ60-4LED」さえあれば、
初心者でもキレイな商品写真を撮らせさせてあげますからね♪
※もちろんデジカメも要ります~(できれば、手ブレ補正付き最近のカメラ)
次回は、いよいよ実践編をおこないたいとおもいます。(販売はちょいと待ってね)
初心者でも簡単”LEDソフトボックスKit SQ60-4LED”売場










