5600K基準のLEDライト、LED1000とLED500のカタログスペックは、次の通り。
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LED1000A(ACのみ)
LED1000AV(AC・Vマウント)
光 源:直径5mm×1000個
サイズ:幅35×高さ35×奥行7cm(LED1000A)
重 さ:3.77kg(LED1000A)
電 圧:AC100 or 240V → DC12V(ACアダプタ付属)
出 力:60W
調 光:10%~100%
色温度:5600K±300K
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LED500A(ACのみ)
LED500AV(AC・Vマウント)
光 源:直径5mm×500個
サイズ:幅35×高さ19×奥行7cm(LED500A)
重 さ:2.75kg(LED500A)
電 圧:AC100 or 240V → DC12V(ACアダプタ付属)
出 力:30W
調 光:10%~100%
色温度:5600K±300K
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ARRIのCompact HMI575W本体が、約8Kgありますから、LED1000Aでも、その半分の重さですね。
前にも述べましたが、LEDは熱を持たないので、樹脂製パーツを多く使えます。
だから、軽くできるんですよね。
操作部を見てみましょう。
ON/OFFスイッチ・ディマー(調光の部)と過不足なく、簡単操作です。
上下の角度を変えるには、レバーを緩めて操作します。
鏡面反射板は、光量増幅に意外と効果的なんですよ。。照射角を広くする効果もあります(小型LED Z96もそうでした)
感覚的には、LED500A×2 < LED1000A×1という感じです。
つまり、相乗効果と鏡面板+銀レフバンドアの効果があるということでしょうね。
メータ値で換算したところ、LED1000Aは、キノフロ40W×4より、光量はあるようです。
まぁとにかく、LED1000Aは本当に明るいですよ。
頑丈な取手は、運ぶのに便利です。照明の角度を上下に調整する時も、雲台レバーを緩めて、
取手を握って操作します。
プロの感覚でいうと、やはりLED1000Aが、使い勝手は良さそうです。
調光のディマーがついているので、強すぎる時は弱めれば言い訳で・・
まさに、大は小を兼ねる。ということですよね。
ここで、LED照明導入のメリットをまとめてみました。
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1.省エネなので、一般家庭でも余裕で使え、多灯で使っても、電源車などは要らない。
2.熱を持たないので、被写体(人物)にライトを近くまでよせられる。文化財等、貴重な物にもダメージを与えない。現場が熱くないので、空調費の削減も期待できる。
3.熱を持たないので、鉄製のパーツを極力少なくできる。→ 軽い →固定するスタンドも軽いので使える。→機材全体の重量をダイエットできる。→運送コストを軽減。
4.デーライトタイプなので、青いフィルターも要らない。タングステンでは、変換フィルターを使う場合、光量のロスになる。
5.耐久性が良い、25,000時間~。玉切れになかなかならない。
6.バッテリー駆動可能なので、屋外の照明にも電源無しで使える(LED1000AVとLED500AVのみ)
なんとも幸せな話じゃないですか・・
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うーん、やはり革命をおこしそうな照明機材ですね。










