ライカレンズ・ズミクロン-R50mm(標準)とR35mm(広角)でピントの深度を比べてみる。


SUMMICRON-R50mm-50cm


全国の実用ライカレンズマニアの皆さんこんばんは。そうじゃない人もこんばんは。


ライカ ズミクロン-R50mm(初期型)の最短撮影距離(0.5m)で珍しい薄紫色の薔薇を撮ってみました(ノートリミング)。接写、絞り開放(f2.0)のためピントは激薄です。とろ〜り濃厚な描写が、ライカ独特の湿度を感じる空気感を演出しているようにおもいます。(写真をクリックすると、SONYα7のオリジナルフルピクセルデータ24M画像をごらんいただけます)
*多くの50mmレンズの最短撮影距離は0.45〜0.5m


余談ですが、このレンズ、ごらんの通り開放使いではとろ〜りとしますがf5.6以上絞ると、意外にも豊かな階調とシャープな描写を兼ね備えた、正しいスタンダードレンズとして使えます。ズミクロンR50mmを絞って撮ったポートレイト ←この当時使っていたのは、ズミクロン-R50mmE55です。今回の薔薇写真はズミクロン-R50mm初期型なので、若干描写が異なりますが、ご参考までに、、


SUMMICRON-R35mm-40cm


次にR50mmで撮った薔薇の構図と同じようにライカ ズミクロン-R35mm(E55/3カム)で撮ってみました。少し広角になりますから、被写体との距離は0.4mに近づきました。絞りの値は50mmと同じf2.0(開放)です。


比較すると、35mmの画像は同じ絞り値(f2.0)で近づいたにもかかわらず、若干シャープな感じがします。一般的に(ライカレンズだけではなく)、広角レンズになるほどピントの深度が深くなります。(ピントが合いやすくなる)


SUMMICRON-R35mm-30cm


折角なので、ついでにズミクロン-R35mmの撮影最短距離(0.3m)でも、撮ってみました。もちろん、同じ絞り値開放f2.0です。被写体に近づいた分、背景がボケてきましたね。ズミクロン(ライカの開放値F2.0のレンズ)ならではの立体感が強調されましたかね。

※本記事の全写真は、クリックすると、SONYα7のオリジナルフルピクセルデータ24M画像をごらんいただけますのよ。




【ブログ記事後記】今回、ズミクロン-R50mmとR35mmを比較してみて、あらためて気づいた意外なことがありました。それは、、、、


ズミクロン-R35mmの方が「最短撮影距離」が短く、被写体を大きく写すことができること! ※正直、気にもしてなかったし、だから何?と聞かれても困りますが・・・






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