いい写真が撮りたい人へ、【第十一回:ところで「シャッターを押す動機」って考えたことある?】


今日も目黒川にカメラを持った花見客が大勢訪れていましたが、残念ながらもう葉桜・・・・。写真を撮る観点からすると一番いい時期は過ぎたようにおもいます(この辺りに限ってですが・・)桜を見て気分が高揚し、つい写真を撮ってしまうことも分かります。だけど、そうやって撮った写真をあとでみてみると、見た瞬間の感動が全く写ってない!!ということも、、、けっこうあるんじゃないですかね?


その原因をお教えしましょうか?


それは貴方はちゃんと被写体(この場合、桜)を見てないからです。見てるようで見てない。凝視もなく、見たモノへの感動もなく、写真を撮るという判断(判断もなんもないかも・・)になっているからなんです。「桜=キレイであろう」という固定観念だけが、先ばしちゃってるんじゃないですかねぇ。だから、葉桜だって気にならない・・・。桜を撮ってSNSとかで見せたいから撮る。。。。。(非常にキビシい言い方ですけど、心当たり、、ないスか??)これはなにも桜写真だけに限った話ではありません。ただ、皆さんが撮る桜でご説明するとより分かりやすいのではないかと・・・。


前にも同様の話をしたとおもうのですが、

①貴方の眼が被写体見て「おーーー!(美しい!!とか)」心の揺らぎが発生
②なるべく早くシャッターを切る

何を撮るにしても、この原理原則がないといい写真なんて生まれないとおもいます。



私はカメラ(最近ではSONYα7)をカバンの中に入れて、普段から持ち歩いていますが滅多にシャッターを押すことはありません。シャッターを押すどころかファインダーを覗くことさえありません。ってことは、カバンからカメラを取り出すことも滅多にないということです。もし、取り出すことがあったときは、それこそなんらかのシャッターを押さねばならない動機があった時のみです。


プロとしての仕事の場合、お金もらうわけですから動機は十分ありますよねぇ?まぁ、仕事以外のの動機でカメラを取り出すこと、、心がなんか動いたってことになり、私個人としては大切なんことなんですけどね。(ブログ記事のために・・というオプションもありますが・・)


偉そうなこといってしまいましたが、この話、、皆さんの参考になるかはかなり怪しく、、、、中居の撮影スタイルの実情をだけをお話しました。だから、こんな話、、片耳で聞着流してくださいね。






忙しさのあまり、今年の桜の時期を逃してしまった私ですが、今日ふとカメラをカバンから取り出すことがございまして、、つまり、たまにしか押さないα7のシャッターを押したワケなんですけどね。。


WhiteTulip-03


街中のちょっとした花壇で咲いていた白いチューリップを撮りました。私、こうみえて花の中でチューリップが一番といってもいいくらい好きな花なんですよぉ。薔薇より桜よりチューリップが好きですね。。特に白とか薄いピンクはいーですね。。紫もきらいじゃありません。でも赤はダメです。外側赤くて中の花弁を見ると派手な黄色なんて・・・・考えただけでもゾッとします。(すっごい偏見・・)好みの話はさておいて、特に今日の白いのは、なんだかよく見えたのでシャッターを切った次第であります。


このあと喫茶店で1時間ほどお茶を飲んだあと、同じところを通ると同じチューリップにビルの隙間から夕日が差込んで、浮き上がっておりまして、、先ほど撮ったものなので、なんかブログ記事にでもなるかと、同じように撮ってみました。


WhiteTulip-01


うーーん、これはこれでアリなんでしょうけど、最初のに比べてどーですかねぇ。。ブログネタのために光のバリエーションって思って撮った(お仕事撮影の考え)のですが、この写真はしっくりきませんねぇ。私の中のチューリップのイメージと違うかんじです。変に元気な感じとでもいいましょうか・・。私にとってチューリップって、もっと繊細なイメージなんですよね・・・。


何なのか?この違いは!?


皆さんもうお分かりですよねぇ・・・。そーです、写真を撮る動機(シャッターを押す動機)が違うのです。最初のは、少なからず感動があったからカバンからカメラを取り出しました。でも、2度目はブログの為にとか、光が違うから、とか観念的な動機からシャッターを押しました。


見た感動を写真に抽出するわけですから素早くシャッターをきることが大切です。それにリテイク(やり直し)は鮮度が落ちてしまいます。余計な雑念が入りやすくなりますし・・。お仕事写真ではない限り、おおよそ、このことがいえるのではないでしょうか・・・。(とある有名ジャズピアニストのレコーディングに立ち会ったことがあるんですが、やっぱワンテイク目がキラキラしていて良いらしいです。たとえ、ちょっとぐらいミスがあったとしても、、2テイク目は上手に弾こうとして、キラキラ感が失われるそうです。同じことがいえますよねぇ・・)


【今回の結論】
写真を撮る動機ってなに?キラキラした写真を撮るにはどーしたらいい?本記事を熟読して自問をしてみようーぜ!(心イタいかもしれないけど・・)したら、写真がちょっと上手になっちゃうかもよ・・・。


お粗末さまでございました・・・。







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